生産性を2倍にするには?
2019.11.17
clear kyotoの森川です。
先週のメルマガの共有です。
テーマは生産性。
先日登壇していた業務改善研修からです。
ご周知のとおり日本の生産性はとても低いと言われています。
そしてさらに労働力人口の減少により、日本の国力自体が下がっていく。
これを止めるには、労働力人口を増やしか、生産性を高めるしかない。
のですが、人口は簡単には増えないですよね。。。
なので、生産性向上に目を向けないといけない。これは間違いありません。
その時に気を付けて欲しいのが、
「同じ労働量でアウトプットを2倍にしよう!」
ではなく、
「労働量を2分の1に減らして、同じアウトプットをだそう!」
と考えて欲しいのです。
だって、時間が短くなったらその分プライベートに時間使えて、趣味の時間や家族の時間が増えるのです。
仕事で頑張ることも大事ですけど、同じくらいプライベートを頑張ることも大切です。
でも、このご時世「残業禁止」とか言われて、早く帰れと言われても、仕事終わってないやんっっ!!
と思っている人がたくさんいます。
この矛盾を解決する方法があります。
それは、「仕事を減らすこと」です。
はっきり言って、これは管理職の大事なお仕事です。
だって、仕事減っていないのに帰れと言われて納得する部下はいませんよね?
だからこの矛盾を解決してあげないといけない。
「各自が工夫しろ!」というのははっきり言って丸投げです。
じゃあ、どうするか?
モリカワがやってきたこと。それはいつも、「この仕事、しないで済まないかな・・・?」ってことばかり考えていました。
そう。やめられないかな?ばかり考えていました。
業務改善の王道は「ムリとムダ」を徹底的に省く事なんです。
つまり、ムダな仕事をしなくていいようにする。
それだけで仕事はかなり減ります。
じゃあ、ムダな仕事って何かと言うと、
「目的がはっきりしていない仕事」です。
何のためにあるの?何のためにやってるの?この後誰も見てないやん?
そんな仕事ありませんか?
例えば、
・決まらない会議
・無駄に長い会議
・情報共有だけの会議
・無駄な書類
・記入欄の多い書類
・妙に多い電話対応
・無駄な移動
・無駄なやり取り
・決めないことによる手待ち時間
・毎回発生するミスによるやり直し
・過剰品質な会議資料
・「ずっとこうだから」という意味の分からない前例踏襲
もうね、言い始めたらきりがありません。
部下の仕事のムダ取りをしてあげられるのは管理職だけなのです。
はっきり言います。
「見せ場です!」
大鉈をふるう必要はありません。
小さなムダな仕事をしなくていいようにしてあげる。
この積み重ねで仕事量は減っていきます。
そして部下にも感謝される。残業も減る。
もう一石二鳥どころの効果ではありません!!
仕事のスピードアップを図ることも必要ですけど、まずこっちを検討する方が効果的です。
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