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新人の効果的な受け入れ方 その2_424

2024.04.19

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

前回から3回シリーズでお届けしている、新人の受け入れ方ポイント3つ。

1.受け入れの準備
2.OJTの進め方
3.必要なサポート
の豪華(?)3本立て、ですが、本日は、「2.OJTの進め方」についてです。

前回、OJTは目標設定と計画の策定が大事です!!と声を大にしてお伝えしました。
お気づきの方も多いと思います。所謂PDCAサイクルの「P」が大事だよ、という話でした。

ということは、当然その後の、DCAも大事だよね、という話になるのですが、OJTで私が特に大事にしてきたのが「C」なんです。Check⇒振り返り、です。
OJTというよりも部下育成全般という方が適切かもしれません。

勿論全力で「Do」している、という前提ではあります。
でも、何故ここで「C」推しなのか。
それは、「C」しないとその後の「A」も次の「P」もないから、です。

厳密にPDCAの話をすると、常に目標に対して振り返りをする。
進捗はどうなのか?目標に近づいているのか?活動量は足りているのか?質は不足していないか?
これらを目標と対比しながら振り返ることで当然そこにはギャップがあります。
じゃあ、目標に近づくために次はどうする?と考えるのがActionであり、次のPlanにつなげるわけです。
なので、Check,つまり、振り返りをしないとPDCAサイクルは回らない、という事です。

なんですけどね。OJTに関して言うともっとシンプルです。
一言で言うと、「経験が糧にならないから」、です。

振り返りをしないと何が起きるか。
よく言う「やりっぱなし」です。つまり経験から学びを得ないので全く進歩しない。
経験学習サイクルでもありますよね。
ビジネスパーソンの成長は、「経験」⇒「振り返り」⇒「気付き」⇒「応用」⇒「新しい経験」というサイクルで成長七て行きます。
そしてそのカギは「振り返り」です。
振り返りがあるから気付きがある。「あ、そういう事か!なんかわかった」という気付き。
その気付きを私たちは次に応用しようとします。「じゃあ、次はこうしよう」と。
そしてそれが新しい経験に繋がっていく。
これ、変化であり進化でもある。そのカギは振り返り。

ここからが超重要です!!

ということはですよ?
この振り返りを早くすればするほど、気付きの量が増え、変化の機会が増えていきます。
なので、絶対にOJTでしないといけないことは、振り返り、なんです。
月に1回、トレーナーとトレーにが「今月どんな1か月だった?」なんてやっていたら遅すぎる。
せめて毎週末に一緒に振り返りをする。
そして日次では日報などでセルフで振り返りをさせる。
ということをしないといくら教えても中々身にならないのです。

なので、事前の準備としてはどのタイミングで振り返りのMTGをするのか?
日次ではどのツールを使って振り返りをさせるのか?を予め決めておかないといけません。
OJTが走り出してから考えたのでは遅いし機会損失に繋がってしまいます。

でも、やること、いたってシンプルですよね?特別な事何もないと思います。
その当たり前を当たり前に実行するために、事前に準備しましょうね、という話でした。

★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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