管理職の責務とは?_242
2022.09.09
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
管理職の責務とは?
一言でいうと何でしょう??
こんな問いから始まる研修があります。
グループで意見出しをしてもらうのですが、本当に様々な意見が出てきます。
職場の環境づくり。
人材育成。
成果を創出すること。
部下を理解すること。
会社と部下とのパイプ役。
等々。
全部正解です。
ただ、「一言でいうと何なのか?」という問いの回答としてはすかっとしない。
森川的に一言でいうならば、
「部門の目標達成」なんです。
もうこれ以外ないです。というか、これが欠落したら管理職ではありません。
でもね。
これ、皆分かっているんです。
でも、意見出しの時に出てくることは殆どありません。
というのも、「当たり前」だからなんです。
でも、その当たり前が危険です。
当たり前だから頭の中から消えているんです。消えてしまうとどうなるか?
例えば「今期は環境づくりが優先だから」と言って目標未達成でも仕方がないと思ってしまう。
「今期は色々あったから仕方がない」とか言って未達成でもいいやと思ってしまう。
私もかつて管理職でしたので分からんでもないです。だって色々ありますから。
期の途中でチームの予算を70%削られた時はドン引きしました。
でもね。
どんな環境の変化があっても「結果を出し続ける」のが強いチームなんです。
なので、何があっても「じゃあ、どうしようか」と考え部下と一緒に行動し、なんやかんやで成果を出すことが管理職の責務です。
だから、部門の目標達成にこだわり続けないといけない。
そして環境変化があっても達成するために、どんな戦略で達成するのかを考えないといけない。
その戦略ごとの目標設定をして行動計画を策定しないといけない。
もっと言えば、その戦略目標達成の為にどんな手段を講じるのか?その手段毎にも目標設定をしてチーム全体を巻き込み動かしていかないといけないんです。
とまあ、つらつら書きましたが、要は目標達成の為に常に戦略を考えていかないといかん、という話です。
でも、これって別に特別な事ではないと思っています。
だって、環境変化がない時なんてありません。本当に色々あります。
でも、何があっても結果を出すのが管理職。そして結果を出し続けることができるチームが、「最強のチーム」なんだと思います。
だから管理職は、以下3つのポイントをいつも意図的に計画的に行う必要があります。
・どんな仕事ができないといけないのか?
・どんな人材を育てていかないといけないのか?
・どんな組織風土を創らないといけないのか?
これらを戦略的に仕掛けていかないと結果を出し続けることはできないのです。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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