clear kyotoの森川です。
このご時世ではありますが、久しぶりに研修に登壇していました。対面で。
この研修は映像と講義をミックスして行う、面白いコンテンツ。
つまり、映像の中でストーリーが進み、参加者にはその主人公になって課題に取り組んでもらう。
そして講師は参加者の上司役となり、ホウレンソウを受けたり指示をしたりフィードバックするのです。
このフィードバックの温度感が結構重要なのですが、かなりの確率でお客様から「厳しめにお願いします」
とリクエストがきます。
その厳しめの中身は様々なのですが、今回のお客様は「かなり怖め」とのこと。
つまり、ボコボコにやっつけて欲しい、とのことでした。
語気を強めて欲しい、というリクエストもあります。
でも、それって意味ないのです。
フィードバックする目的は、相手の言動がまずかったことを認識させ、じゃあ、どうすればよかったかを自分で考えてもらう事、です。
つまり、威嚇することでも怖がらせることでもない。
怖がらせて言う事聞かせても成長にはつながりません。
という話を別の研修でした時に、ある参加者から、
「でも、上司の威厳を保つには、たまにはそういう面も持たないと舐められるのでは?」
と言われたこともあります。
舐められるのは言行一致していないから。
若しくは仕事のパフォーマンスが芳しくないからでしかありません。
そもそも威厳って「あの人怒らせたら怖いよ」と思わせることではありません。
威厳とは、おごそかで堂々としていること、です。
その厳かさの根っこは「尊敬」です。
つまり、尊敬が止まらなくて近寄りがたいのが「威厳」です。
話を冒頭に戻しますね。
つまり、厳しく指導する、と言うのは単にオラオラして怖がらせることではありません。
仕事に妥協をしない。細部までこだわり出来るまでやらせることだと思います。
そして出来たら褒める。
それこそが所謂飴と鞭、なんだと思います。
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★森川の「志」
clearkyoto合同会社では「課長と組織を変える研修」を企画提案しています。
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
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★森川のもう一つの「志」
2017年9月に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を設立しました。
「タイムマネジメントの考え方や実践法を日本中に伝えて日本をハッピーにする。」
ワークライフバランスとはワークもライフも欲張ることです。そんな時間の使い方を実践することで人生を豊かにする。
そんな世の中を真剣に創ろうと思っています。
タイムマネジメントに関するセミナーを開催したり、それを一緒に広める仲間(認定講師)の養成を行っています。
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clear kyotoの森川です。
先日ある企業様のご依頼で「ハラスメント防止研修」に登壇していました。
研修会社のコンテンツにて登壇したことは何度もあるのですが、今回は私の完全オリジナルコンテンツにて研修を実施したのですが、そのコンテンツを創っている最中にある疑念が湧いてきました。
『そもそもハラスメントって本当になくすことができるの?』ということ。
というのは、グレーゾーンがあり過ぎるのです。
結局被害者の解釈によっても変わってくる。(勿論ある程度の客観性の元ハラスメントかどうかの判断もできます!)
そして何より、他人と一緒に働いている以上、可能性はゼロにならないのでは?と思いました。
ハラスメント防止研修とかだと、よくあるのが「ここから先はパワハラ」みたいな線引きを教える研修だったり、「しちゃだめな言動シリーズ」とかが多い。実際私が人事時代にもある社労士事務所さんにハラスメント防止研修をしてもらったことがありますが、大体そんなんでした。
でも、そもそも否定形の目標って、その否定している言葉が先行してしまうので、結果、あかん事を引き起こすトリガーになるのです。
「〇〇しちゃだめ」って言われたらやってしまう、あれです。
なので、ハラスメント防止を考える時も肯定形の目標にしないとまずい。
「怒鳴らない」ではなく、「一呼吸空けて、穏やかに伝える」とか。
「宴席で武勇伝をしゃべらない」ではなく、「宴席は部下の話を聴く」とか。
「女性社員に障らない」ではなく、「ある一定の距離感で笑顔で接する」とか。
私が人事時代の職場は女性が多い職場でした。
当時未熟だった課長の私ではありましたが、セクハラもパワハラもなかったと自信を持って言えます。
でも、思い返してみると女性社員にも結構なれなれしく接していたし、男性社員に厳しく叱ったことも多々あります。
でも、なかったと自信はあるのです。
それは、コミュニケーション量はしっかりと担保していたから。
だから相互理解はしっかり深まっていたと思っています。
毎週のミーティングは勿論毎週の1ON1。
それ以外にも雑談ばかりしていたし個別に飲みにもよく行ってました。
とにかく話を聴く場を創っていました。
結果それが仕事の成果にもつながっていました。
勿論彼らの頑張りが一番ですし、私のリーダーシップやマネジメントも効果性が低くなかったからだとは思います。
でも、何よりも安心して働ける場所だった。
そんなチームを創ることを一番に考えていたので、コミュニケーション量が増えお互いの理解が深まり安心感につながったのだと思います。
(イマイチなとこも多数あった!!)
ハラスメントを防止する。攻めのマネジメント。
それは「コミュニケーション量の担保」だと私は思っています。
安心できる関係性を構築すること。
チームでの活動の全ての土台だと思います。
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★森川の「志」
clearkyoto合同会社では「課長と組織を変える研修」を企画提案しています。
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
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★森川のもう一つの「志」
2年前に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を設立しました。
「タイムマネジメントの考え方や実践法を日本中に伝えて日本をハッピーにする。」
ワークライフバランスとはワークもライフも欲張ることです。そんな時間の使い方を実践することで人生を豊かにする。
そんな世の中を真剣に創ろうと思っています。
タイムマネジメントに関するセミナーを開催したり、それを一緒に広める仲間(認定講師)の養成を行っています。
日本スケジューリング協会のHPはこちら ⇒ https://sche-jp.com
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課長と組織を変える研修講師の森川です。
本日はメルマガの共有です。
先日登壇したハラスメント防止研修より。
実は私の登壇テーマの中で結構多いのが、このハラスメントだったり、コンプライアンスと言った、組織統治に関するもの。
まあ、マネジメントの一環なので当たり前と言えば当たり前なのですが、特にハラスメントに関しては防止策の義務化が先般なされました。
でも、結構有効な手を打てていない組織は少なくないのです。
だって、
「それって個人の意識の問題でしょ?」
「相手がどう受け止めるかによるならどうにもならないよ」
といった声が聞かれます。
セクハラでもパワハラでもそうなのですが、勿論個々の意識やモラルにかかるところはあります。
でも、それじゃあ、マネジメントにならない。
でも、よくある研修は「こんなことはハラスメントだからしちゃだめ」というのが多いのです。
勿論しちゃだめ、の線を知ることは重要です。基礎知識。
でも、「しちゃだめ」というのは、あまり面白くありません。
しちゃだめと言われるほどしたくなる。それが人間ってやつなのです。
実際に私がやってきたことで有効だったことを一つ紹介すると、
「とにかくコミュニケーション量を増やす」ことです。
もっと言えば仕組みにしちゃう。
私は課長時代、毎週1回チームのミーティングを1時間。
そして毎週メンバー全員と1ON1を1回ずつしていました。
勿論他個々に打合せもしていますし、私のチームは基本雑談OKを周知しているので、雑談天国です。
コミュニケーション量が増えると何が起こるか?
相互理解が深まります。それはそのまま安心感に直結する。
つまり、安心できる組織風土になるのです。
そうするとパワハラなんて起きるはずがありません。
だって、皆同じ目標に向かっている仲間なので、相手を思いやる気持ちが自然と生まれます。
そこに指導が勿論ありますが、その指導を受けていてもそれをパワハラと受け止められることもありません。
つまり、楽しくしちゃえばいいんです。チームを。
勿論これはハラスメント防止だけでなく、そもそものチームのパフォーマンス向上に直結します。
そう。楽しくて結果が出るマネジメントをすれば解決するのです。
1ON1する時間ないよ。という方もおられると思いますが、そこはタイムマネジメントです。
でも、とても重要なことなので、優先する価値は十分にあります。
何かご不明な点などありましたら是非お気軽にお問合せくださいね。
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★すき間時間に学べる動画コンテンツ「チームマネジメント」リリースしました!
⇒https://www.enfac.co.jp/archives/projects/team-management
★森川の志:
働く人全てが納得感を持って働ける社会を創ること。仕事で結果を出しライフも充実することで人生は豊かになります。
そのためにはまず組織のコアである課長(中間管理職)の皆さんが生き生きと働くことで、その良い影響力を組織全体に広めていきます。
「課長と組織を変える人材開発」。これが私のミッションです。