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課長と組織が変化する研修講師、clear kyotoの森川です。

この2週間、管理職の方や中堅社員の研修に登壇していました。
毎回思うのは、仕事の目的って結構忘れちゃう。でも、大事、ということ。

組織で、チームで仕事をするのに、「目標」って大事なんです。
目標がチーム全体で共有できているチームは強い。

ただね。

その目標の目的が共有されていないケースが散見されるのです。

目的って大体が、事業理念。
何故、何のためにその事業をしているか?
最終的にはここに行きつきます。

でも、研修の中で「皆さんの仕事の目的なんですか?」と聞くと、結構出てこない。
特に営業組織の人だと、「売上上げること」とか「利益」という人が少なくない。というか、めっさ多い。

売上とか利益はあくまで目標数値なんです。
目的、ではない。

事業の目的は、自分たちの事業を通じて世の中にどんな貢献をするのか?なんです。
じゃないと、企業は存続しません。
だって、社会に活かされている存在なのに、社会に貢献しないなんてありえない。

じゃあ、なぜその目的が共有されていないか?
それは、日々のマネジメントの中で「目標」ばかりがクローズアップされ、目的が共有されていないから。

でも、考えてみてください。

会社の売上のために仕事するの?
会社の利益のために仕事するの?
それ、あなたの人生ですよね??

僕は絶対に嫌です。
自分のために自分の時間は使いたい。
自分の時間を使って仕事をした結果、周りの人が幸せになる。
これが働き甲斐だと思っています。
会社の売上のためじゃないんです。
周りのハッピーのため。
その結果、売上、という数字が残る。
そんな感覚です。

という事をマネジメントの中でメンバーに伝えていかないと、数字人間になっちゃいます。
そして、働き甲斐を見失い、何のために働いているのか、分からなくなっちゃう。
モチベーションが下がっていく・・・。

先日登壇した中堅社員研修では、2年目の社員が対象者でした。
でも、キチンと会社のロマンを言語化しているんです。
だから高品質のサービスを提供できているんだなと感じました。

目的と目標は、似て非なるもの。
そしてどっちも大切です。

自分の言葉で伝えられますか?

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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(社)日本スケジューリング協会 専務理事
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★森川の「志」
clearkyoto合同会社では「課長と組織を変える研修」を企画提案しています。
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
オンラインもオフラインも提供しています。

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2020年より研修事業と併せて「コーチング」の提供をがっつり開始しました。
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どう生きたいかは自身の内側にしかありません。それを発見し、イキイキ生きる支援をしています。
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★このメルマガは以前森川と何らかの形で名刺交換をさせていただいた方に送信しています。ご無沙汰の方もおられると思いますが、是非この機会に再度ご縁を繋げられたらと思っております。

課長と組織が変わる研修講師、森川です。

今日のテーマも部下のモチベーション、です。
モチベーション管理が大事だよ、という話をここまでしてきました
(前回のブログは下のリンクから)
https://clearkyoto.com/blog01/316/

そもそもモチベーション管理ってなにか?
管理するんです。

つまり、「現状を正確に把握し、良い方向になるように働きかけること」です。
今日はそのモチベーションの現状把握の仕方についてお伝えします

部下のモチベーションの現状把握は3ステップで行います。

1.観察
2.本人確認
3.周りからの情報提供

の3ステップです。

1.の観察は分かりますよね。ちゃんと見ようね、ということです
ただ、結構部下のこと見ていない人は多い。
今朝どんな表情していたか?
どんな服装だったか?
声のトーンは?
気を付けていないとモチベーションを把握するポイントを見逃しています。

私が普段気を付けていることをいくつか紹介します。
まずは、朝の挨拶の様子。
きちんと相手の顔を見て挨拶を交わすことで表情や声のトーンが伝わってきます。
それと、服装。
服装の乱れは心の乱れ。身だしなみが整っているかどうかは必ず毎朝見ています。
そして、仕事のパフォーマンス。ここも如実に見えてきます。
なので、必ず部下の仕事に対してフィードバックをすることで、その時の反応からも伝わってくるものは多いです。

一言で観察、といってもこれくらいのことは見ておきましょう。

2.の本人確認。
これは本人に聴いてみよう、ということ。
ただ、「今日モチベーション低い?」と聴いても相手の本音は見えません。
もっと応えやすい質問がいいですね。例えば、
「今日どんな感じ?」とか「調子どう?」とかでいいです。
所謂、声掛け、ってやつですね。それを軽い質問にしてあげるとが相手は話してくれます。

3.周りからの情報提供
実は普段は大体2.までで十分なのですが、これはオプションです
というのも、上司に弱音を見せたくない部下が一定数いると思います。(昔の私みたいなやつ)
つまり、上司から「今どんな感じ?」とか、「あの件大丈夫?」とか聞かれても
「大丈夫です~」としか答えない。でも、実は腹の中チリチリしている、みたいな部下です。

こうなると、本人確認も役に立たなくなるのです。だって言ってくれないから。
なので、周りの人が「彼今何気にてんぱってますよ」とかそっと教えてくれる関係性を作っておくことが大事です。

でも、まずは1.からです。
毎朝必ず挨拶を交わすことから始めましょう。
それだけで職場の風通しは一気に変わります。
小さな変化は上司から!!

★森川の志:
働く人全てが納得感を持って働ける社会を創ること。仕事で結果を出しライフも充実することで人生は豊かになります。
そのためにはまず組織のコアである課長(中間管理職)の皆さんが生き生きと働くことで、その良い影響力を組織全体に広めていきます。
「課長と組織を変える人材開発」。これが私のミッションです。

★Aamazon kindleにて電子書籍出版しました。

『ワークもライフも欲張ればいい。』是非ご一読ください。
購入先リンクはこちら⇒https://clearkyoto.com/news/326/

 

本日は事務所(自宅)にて終日デスクワーク。

色々なタスクがあったのですが、特に大きな山が、

①2月の決算作業

②4月に実施するリスクマネジメント研修のスライドとテキスト作り

の2つ。

明日から当分土日含め休みがないので、正直今日はあまり働きたくない。家事(買い物や犬の散歩)もあるので、4時間だけ働くと決める。

①の月次決算については税理士の先生と電話で打ち合わせしながら。法人の会計は今年が初めてなのでとにかくプロに頼る。これが時間短縮のポイント。悩むくらいなら電話する。

問題は②。

ゼロからスライドとテキストを創るのは中々の作業。しかも6時間の研修なのでボリューミー。

目次はできているので、あとは作業だけなのです。

が、とにかく私は集中力がない。本当にない。そんな私にとって資料作りは本当にきつい作業なのです。しかも山がでかい。

 

そんな時、私なりの方法。

それは、量じゃなくて作業時間を決めること。

まずは45分集中、みたいに。

全部一気にやろうとするとしんどい。精神的に。だって山がでかいから。

だから「まず45分頑張ってみよう」とハードルを下げる。

今日はCD1枚を目安に作業していました。

そして、ちょっとずつ進むと自己効力感が上がり、ちょっと気持ちよくなる。(私だけ?)

仕事の目標もそうなのですが、果てしない大きな山だけを見ていると正直「無理」と思い、やる気が起きません。しないといけないとわかっていても。だって、人間だから。感情が先行するのです。

その感情をちょっとでも前を向かせてあげると、少しずつ前に進みます。

千里の道も一歩から。

しんどい時こそ、分け分けしてみましょう。