帯の通りです。
戦略・戦術は大事。しかし、それ以上に大切なことがある。
それは、「原理原則」。
言い換えると、道徳。人としての在り方、とも言う。
とても薄い本ですが、中身はとても熱いです。
人としての信頼性を高めるための金言のオンパレード。
課長になろうが部長になろうが役員になろうが、上司と部下は人と人。
結局対等なんです。
だからこそ、対部下に対しても自身の信頼性を高めていかないと、誰もついてきてくれなくなる。
だって、信頼できない人にはついていかないから。
そしてそれが難しい。だからこそ、人生は修行であり、旅なんだと改めて感じます。(だって、モリカワ未熟者なので)
レビューを書くまでもないので、私が二重にドッグイヤーつけた言葉だけ紹介していきます。
「人間は大きな運命の流れの中で生きている。その流れに素直に乗るには、まずはその日その日を充実させて生きていく事が大切である。」
「何事もやる以上は精魂込めて身につくようにやる。すると掃除のような日常のことでも、十年のあいだに格段の差が出るものだ。掃除を究めれば、政治さえもわかるようになる。」
「奉仕の心を忘れてはいけない。その心持が、お互いの絆をつなぐのだから」