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適切に期待する_477

2024.11.05

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

先日おけいはんに乗っていたら、隣の人がものすごい勢いで仕事していました。
なんとなくチラ見すると、何か講演の原稿の手直しをしている。うん。真剣だ。
もう少しチラ見してみると、どうやら経営者のパワハラについての講演らしい。

おおっっ!

実はこの日私もある企業様にハラスメント防止研修をしに行く道中だったんです。
同士よ!と、声をかけそうになりました。

でも、経営者のパワハラって多いだろうな、と思います。
人間的にあかんとかそういう話じゃないんです。

特に中小企業の社長さんって会社の仕事をすべて最初から全部自分で作ってきています。だって、最初は1人でスタートしているし。
だからメッサ仕事ができるんです。社内のだれよりも。
ということはそもそも仕事の基準値が高い。だって、自分が基準になっているから。
そしてその基準に部下が届かない。そうすると「なんでやねんっっ!!」となるわけです。
期待しているだけけに、現実とのギャップを激しく感じてしまいます。

そしてこれは結果を出し続けて管理職になった人も同じことが言えます。
だからつい言葉が荒くなったりきつくなったりしてしまう。(私も身に覚えあります)

でもね。
それでもパワハラはパワハラなんです。

じゃあどうしたらいいか?

良い意味で部下に余計に期待しすぎないこと。
もちろん成長の期待はします。とても大事。
でも、自分の期待を押し付けないこと。
あくまで相手のレベルに合わせた期待をしないといけない、ということです。

だって、そもそも人材育成は相手の業務レベルに合わせて指導します。
それと一緒。
目標設定もそうですよね?高すぎても低すぎてもだめ。
適度にストレッチした目標設定が原則です。
期待も一緒なんです。
自分のあるべき論を押し付けない、ということ。
そして成長や小さな変化を承認する。

そうすると相手も喜ぶしこっちも楽しくなってきます。

期待値≒あるべき論、になりがちですが、そこは注意が必要だな、と感じました。
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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