NEWS ニュース

ロジカルシンキングっている?_473

2024.10.22

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

論理的思考はビジネスパーソンにとって必要、とは結構昔から言われています。
私が20代の時にはすでにロジカルシンキングの本が流行っていました。
でも、ロジカルシンキング(以後ロジシン)ってどんな場面で必要なのか?は結構わからないまま「大事だよね~」って言われている気もします。

これまでの私の経験からお伝えすると、ロジシンの使いどころは大きく2点。
1.物事の本質をつかむため。
2.言いたいことを相手に正確に伝えるため
です。

1.本質をつかむ、についてですが、そもそもロジシンで求められる思考のプロセスには「細分化」が重要です。
つまり、わけわけすること。具体化する、でもいいし、塊を小さくする、でもいいと思います。
具体化することで情報も細かくなり、より正確に物事を把握できるようになります。これが大きい。
2.の伝わりやすさのためには、「筋道を通して話をすること」と、「事実と意見を分けて伝えること」の2つが重要です。
筋道を通すためには、まず、主張と根拠をセットにする。そしてその根拠を客観的なもの(事実、数字、出来事)にすることで担保されます。
また、何かを伝えるときにはまず事実を伝える。そのうえで意見を伝える。と分けることが分かりやすさのポイントです。
よくあるのが、何か問題が発生したときに、どんな問題が起きているかを伝えながら、それが起きた原因を推測でしゃべる、というシーンが多くみられます。
そうすると、事実を正確にキャッチしないままに推測でしかない原因を聞き、それに対して対策を打とうとしてしまう。
経験が多い人の場合は反射的にものを考えるので、そのまま走ってしまうことが多いです。

つまり、正確なコミュニケーションのためにはロジシンが不可欠とも言えます。
そしてこれはもちろんスキルなので、後から身に着けることが可能です。

私は20代の時の上司によく言われていたのが、
「森川君。もう少し分けて考えてみて。」とか、
「まず事実は何?」とか、
「数字で語ってくれる?」とかです。

若干詰められ気味に言われるので怖かったですが、でも、そのやり取りを繰り返す中で少しずつ身についていきました。
私の性格はスーパーおおざっぱです。そんな私でも身につくので大丈夫です!!

結局仕事のスキルは仕事の中で身につくのだと思います。

★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

このメルマガは以前森川と何らかの形で名刺交換をさせていただいた方に送信しています。ご無沙汰の方もおられると思いますが、是非この機会に再度ご縁を繋げられたらと思っております。
★メルマガの登録はこちら⇒
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=clearkyoto&task=regist

************************************************
■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
************************************************