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風通しを阻むもの_470

2024.10.08

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
今に始まったことではありませんが、風通しの良い組織作り、というのは組織にとって、チームにとって重要なテーマだと思います。
風通しが良い≒コミュニケーション量が多い。という事になりますが、勿論それだけではありません。
安心して発言できる関係性がある事。
健全な議論がなされている事。
行動することを是とし、うまくいかなくてもそれをだめだしする人がいないこと。
など、一言に風通しと言っても色々あると思います。
大事だ大事だと言われて久しいこのテーマですが、実現できていない組織も一定数あると感じています。
風通しの良い組織風土づくりを阻むものは何か?森川的な考察をしていこうと思います。
定量的なデータはありませんが、私が見聞きした、事実に基づいてお伝えしますので、それなりに信ぴょう性は高いはずです。大きく3つ。

1.上司ばかりがしゃべっている組織。
「うちの部署はコミュニケーション取れているよ」と上司自身が話してくれて場合、多くのケースが「上司がしゃべっている」というケースが多いです。
そもそも、コミュニケーション≒しゃべる事、と捉えている人が多く、会議でも打合せでも雑談でも飲みの席でも上司ばかりがしゃべっている。
喋っている方は楽しいかもしれませんが、聞かされている方はたまったもんじゃありません。
勿論諸先輩方の話を聴く、というのも大事な学びです。でも、相手の話を聴いてこそのコミュニケーションです。

2.ネガティブな言葉が横行している。
後ろ向きな発言や誰かをだめだしするような発言が多いと、必然的にコミュニケーション量は減っていきます。例えば「無理に決まっている」、「できるわけない」、「目標が高すぎてむり」、「そんなんもできないの?」、「いいからやって!」、「ちゃんとやれっっ!」等々です。
言葉の達成予言力とも言いますが、言葉には言霊が眠っています。吐き出した言葉の通りになるし、何よりも吐き出した言葉の気分になっていきます。
そりゃあ、暗くもなりますよね。

3.どういう組織風土のチームにしたいのか?が言語化されていない。共有されていない。
どういうチームにしたいのか?を言語化してメンバーに共有しなければ、その方向に動くはずもありません。
どういう場面でどんなコミュニケーションや行動をとるチームにしたいのか?会議ではどのような態度で、姿勢で参加して欲しいのか?どういう言葉を使っていきたいのか?
等が言語化されていなくて共有されていなければ、そういうチームになるはずもありません。

コミュニケーションは勿論意図それぞれのキャラによるところもあります。
でも、仕事の場面なんです。
一人一人が行動し、その行動が習慣化されることで初めて、「風通しの良い組織風土」になっていくのです。

★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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