『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

GWが行ってしまいましたね・・・。
連休明けって、所謂「休みボケ」になってしまい中々仕事に本腰が入らない、なんてことは結構多いのではないでしょうか？
勿論私も基本がゆるゆるな人間なので、連休明けはエネルギーMAXにすぐになるわけではありません。

仕事のリズムを整えるために私が昔からしていることを共有します。
当たり前だけど結構意図的にそれを出来ていない人は多いです。

それはね・・・。

短納期の仕事をテキパキ片付けていく事、です。
敢えて言うと、第2領域の仕事（重要だけど緊急じゃない仕事）ではなく、第3領域の仕事（緊急だけど重要ではない仕事）をバキバキ終わらせていく、という事です。
第1領域とか第2領域についてはこのメルマガでも再三解説していますが、念のため下記リンク参照ください。
https://www.franklinplanner.jp/c_fpl/selfstudy/ss-17.html

話を戻します。何故敢えて第3領域を片付けに行くのか？
それは仕事のリズムを取り戻すため、です。
連休で若干ふやけた心と身体と頭を回転させるために、無理くり動かしてやる、ということ。
そして短納期な仕事なので「終わらせなきゃ」という適度なプレッシャー。そして仕事の難易度も正直高くないので、手を動かしてさえいれば仕事が終わっていく気持ちよさ。
これがリズムを整えることに役に立つからです。

ここで重要なことは「納期を明確にする」ということ。
つまり、1つ1つの仕事を、いつまでに終わらせるのか？何分で終わらせるのかを言葉にする。aえてい
私はTO DOリストに納期も明記します。それによってより強い約束になるからです。

と、ここまで仕事のリズムを整えるために、という話をしてきましたが、これ、日常のマネジメントの中でも実践した方が良い。
もっと具体的にいうと、仕事の納期をきちんと部下に伝えていますか？という事なのです。
勿論納期厳守の仕事についてはきっちり部下の方に伝えている人は多いです。（じゃないと困っちゃうから）
気をつけなければいけないのは、優先度がそれほど高くない仕事。
その時に「なるべく早く」とか「手が空いたらお願いね」とかやんわりと伝えている人は少なくありません。
優しさや若干の遠慮などもあると思うし、多分その時は本当にそれくらいの気持で依頼しているのだと思います。

ただ、この伝え方だと何が起きるか？
部下の中でもその仕事の優先度は上がらないし、多分しないです。
だって、手が空いた時でいいんでしょ？
でも、上司側はやんわりと、でも、これくらいには終わらせておいて欲しいな～、という希望がこっそりあります。
でも、部下側はやらない。
そして後でそれが分かるんです。
上司：「あの件どうなった？」
部下：「あ、まだ手を付けてません。急ぎじゃないって言われていたので・・・。」
上司：「いや、でもやっといてって言ったやん！」

みたいな感じ、です。

何が言いたいかというと、どんな仕事でも納期を明言して伝えないと、相手を困らせてしまうことになります。
部下だけではなく他部署の人に何かをお願いする時も一緒です。
お願いしている立場なので遠慮が生まれますが、むしろその遠慮は迷惑だったりします。

納期を明言すれば相手もそれに合わせて仕事の段取りを考えます。
だって、「わかりました」と引き受けた時点でその仕事の責任者は相手、ですから。
つまり、仕事の納期を明言しないと部下の仕事の生産性を下げることになる、という事なのです。

管理職の仕事はチームの仕事の効果性を最大化すること、ですよね？
継続的に目標を達成し続けている状態を作ることが管理職の責務、です。

なので、遠慮はいりません。
にこにこ、丁寧に、仕事を納期と併せて依頼しましょう！

★★★志宣言！★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社　代表　森川　宗貴（もりかわ　むねたか）
■ACC（国際コーチング連盟認定コーチ）
■キャリアコンサルタント（国家資格）
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