Givenってそういうこと_406
2024.02.13
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
先日ある企業様で2年目社員のフォロー研修に登壇していました。
超大手さんなので参加者の人数も多く、その時は30名強。
それだけ人がいれば色々な人がいます。
そして厄介なのは、全員が研修に対して前向きに来ていない、という事です。
こればっかりはしょうがないんです。なので、講師としてはそれも理解した上で、興味付けし、動機づけし、学びの場を創っていきます。
なんですけどね。
どうにもならない人がたまーーにいらっしゃるんです。本当にごくわずか。
正直長年講師しているので、特に動揺もしませんしざわざわもしません。
ただ、勿論いい気持ちではありません。
だって、やる気がないのが態度に100%出ているので。
「うーーむ」という気持ちになります。
という人がお一人いらっしゃったんです。
ずっと不機嫌そうに腕を組んでいる。ワークにも取り組まない。表情がずっと険しい。つまらなそう(?)な感じ。
そして姿勢も恐ろしく悪い。
ただ、私基本手加減しないんです。
良くも悪くも依怙贔屓はしないので、他の参加者と同じように絡みに行くんです。笑顔で。
話を聴きに行くんです。笑顔で。
これを繰り返すと、だんだん態度が変わっていくんです。本当に。(個人差あります)
少しずつ笑顔が出始め、休憩時間にも少しだけ話をしたり。
最終的にはにこやかに研修に参加されていました。
別に私の人と関わるスキルが高いわけではありません。
ただ、これまでの経験で一つだけ確信していることがあります。
人には自分から働きかけないと関係性は変わらない、ということ。
相手が変わるのを待っていても何も変化はしません。
こちらが先に動くことが重要なんです。
そしてもちろん、残念なことにこちらが動いても変化がないこともあります!
以前にもここで書いたかと思いますが、ビジネスの基本は、「Give and Give」です。
別に人脈を紹介するとかそんなGiveではありません。
自分から挨拶する。話しかける。笑顔でいる。返事をする。
こんな小さな事も大事なGiveです。
でも、これを繰り返しているともしかすると「Given」。
つまり、何かが返ってくる、かもしれない。(返ってこないかもしれない)
そんなことはしませんが、もし私が彼のご機嫌を取るようなことをして変化を求めたていたらだめだったんだろうと思います。
それは「Give and Take」だからです。何かをTakeしたくてGiveしているのが丸わかりだから。
社会人って対人関係の悩みやストレスが多いと思います。
でも、他人はコントロールできません。
自分がコントロールできる自分に目を向け、何かをすると、何かいいことある「かも」です。
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
★「課長と組織を変える研修講師」
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
オンラインもオフラインも提供しています。
★「コーチング」
「人生におけるミッションとは作るものではない。発見するものである。」とビクターフランクルは言っています。
どう生きたいかは自身の内側にしかありません。それを発見し、言語化し、イキイキ生きる支援をしています。
そんなイキイキ生きる人を増やしていく事が私のミッションでもあるのです。
★「DiSC」
DiSCを活用し、人とのかかわり方を科学的に、効果性を高める支援をしています。自己理解を深めることで他者理解が深まり、結果他者とどう関わるか?が変化します。組織内コミュニケーションの効果性を高めることができます。
★「動画学習」
現代のチームマネジメントのスキルがすきま時間でスマホで学習できる全58本の動画を使った反転学習はこちら。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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