「叱る」のハードルを下げる
2019.02.21
clear kyotoの森川です。
本日は超有名な食品メーカー様にて、新任管理職向けの研修に登壇していました。
管理職ですから、いわゆるマネジメントをするわけです。でも、マネジメントスキルってほぼほぼイコール、「コミュニケーションスキル」だったりします。
というのも、殆どの人が人に関することで悩み課題を抱えている。
そして、指示を出すのも報告を受けるのも質問するのも話聴くのも褒めるのも叱るのも、全部コミュニケーション。
なので、研修も必然的にコミュニケーションに比重が置かれています。
そして今日のハイライトは「叱る」でした。やはり苦手な人が多い。
「怒れないんです。」とか「厳しく言えないんです。」という方が多いのですが。。。
もすこし軽く考えてもらうと楽になります。
何のために叱るのか?
それは「まずい行動をまずいと認識させ、自省を促すこと。」が目的です。
つまりガツンとやる必要はない。気づかせてあげることが大切なのです。
むしろ、言葉に上司の感情が乗っかるとそれは「怒る」になり、また別の問題が発生します。
気付かせるだけでい。
「挨拶の声、小さいよ」「机の上、汚いで」「ここ入力漏れ」「プレゼン中に目が泳いでる」等など。
上司から見た部下の行動の「事実」をぽっろっと伝えてあげるだけでいいんです。
気付きさえすれば行動は変わります。
周りからのフィードバックは本当に大事です。
なので、小さく、どんどん気づかせてあげてください。