報告のツボ
2019.04.15
clear kyotoの森川@苗場です。(仕事です)
本日も新人研修だったのですが、その中にビジネス文書や報告の仕方などがありましたので、その中から。
報告のツボ。
それは、「事実と主観を分ける」こと。
そもそも報告はまず事実を言って欲しい。
誰が、何を、どこで、いつ、どのように、どうやった?
これが知りたいですよね。いわゆる5W1Hです。
ビジネスだとそこに加えて、どれくらい、も加わるので5W2Hになります。
でも、部下の考えも聞きたいですよね。だから聞くわけですが、これをしていると、なぜか事実ではなく主観を報告と思う部下も増えたりします。
例えば営業の人だと「あのお客さん、いけそうです」とか。
私の昔の部下はクレーム対応に行ったとき、「大丈夫でした。社長、あまり怒ってませんでした」とか言ってくる。これを報告と思っている節があります。
主観も言って欲しいのですが、やはりまずは事実を知りたいのです。
だって、その後、どんなアクションするかを決める材料は主観じゃなくて「事実」だから。
なので営業の例なら、「お客様がこのように言われていましたし、その時〇〇な表情でした。賛同する言葉もいただけたので確率は高いと思います。」みたいになりますね。
そもそもコミュニケーションは「相手が知りたいことを伝える」ことが大事です。
上司が何を知りたいのか?これをまずは知りましょう。
そして上司の方は、自分が何を知りたいのかをきっちり伝えましょう。
コミュニケーションは伝える側と聴く側の双方の努力が必要です。