「伝わる」伝え方に不可欠なものとは?
2019.01.24
clear kyoto代表の森川です。
伝えると伝わるは大きく違う。コミュニケーションは基本相手目線なので、伝わらないと意味がないのですが、一生懸命伝えても伝わらないことってあります。
仕事中それだと困ります。上司への報告が伝わらないと困ります。何か企画を通す時も、自分の想いだけでは上司は「うん」とは言いません。
「伝わる」ためには何が必要か?
それは、
『客観的な事実』 です。
相手に伝わるためには、納得してもらうためには「主張+根拠」で話さなければいけません。
ただ、その根拠が重要。その根拠が「客観的な事実」でないとだめなのです。
例えば、昨日全豪オープンテニスで錦織選手が準々決勝で棄権敗退しました。残念。
プレイ中から全く足が動いていませんでした。相当しんどかったのでしょう。
それをみて解説者が
「錦織選手、疲れが抜けてませんね。一昨日の長い試合が堪えているのでしょう。」
というのと、
「錦織選手、疲れが抜けてませんね。一昨日の試合は5時間を超える激闘でしたからね。堪えているのでしょう。」
だと、どっちがしんどそうか?
5時間を超える、と入れた方がしんどさが伝わってきますよね?
長い、を具体的にしただけです。客観的な事実。
主観じゃ伝わらないのです。
具体的な情報は説得力アップのためにはマストなのです。
時間、距離、大きさ、金額、人数、固有名詞、実際の出来事、などなど。
イメージしやすさが伝わりやすさ、です。