【メルマガ共有】ナレッジマネジメントの運用のポイントは？_116
2021.02.09
課長と組織が変化する研修コーチ、clear kyotoの森川です。
先日ナレッジマネジメントの研修に登壇していました。（こんなテーマも実は得意です）
ナレッジマネジメントとは、組織の中に存在するナレッジ（ノウハウとか知識、スキル、コツなど）を言語化し、暗黙知を形式知に変えていく。＋そこに皆がアクセスして自由に使えるようにして成果につなげる。＋既存のナレッジに新しい考え方や仕事の仕方を掛け合わせて新しいナレッジを作り共有する。
という感じです。
この研修の山場は、参加者毎に自身の仕事の中で必要なマニュアルを作成してもらう。
今回はオンラインでの開催だったので、それぞれがPCで作成し画面共有しながら研修が進みました。
勿論マニュアル作成もナレッジマネジメントの手段の一つでしかありません。
でも、暗黙知を形式知にする形としてはメインでもあります。
そんな感じで研修は進んだのですが、最後の方でこんな質問がありました。
「マニュアルとか作成してもそれがどうも活用されないケースが多い。活用する風土を創るにはどうしたらいいですか？」
むむむ・・・？
どうしていただろう？？
幸い森川はナレッジマネジメントに力を入れている会社にいたことが長いので当時の事を思い出す。
答えはいくつかあります。
・周知し続けること。
・皆の目につくところに置いておくこと。（一等地）
・イントラの一番目立つところにリンクを貼っておく。
・事あるごとに使わせる。
・定期的にマニュアル更新をタスクにする。
等々色々あるのですが、森川的に一番風土になるもの。それは、
『マニュアルを使って必ずOJTする』ってことです。
だって教える側も教わる側も使いますからね。マニュアル様様になるわけです。
とお伝えしたらとても納得されていました。
逆に言うと、マニュアルって作成しっぱなしで活用されないケースが多い。
そんな会社さんは是非OJTに使うことをおススメします。
そうするとそのタイミングでマニュアル自体の更新もできますので。
ただ、注意してほしいのはマニュアル作成は目的ではなくて手段です。
目的は「仕事の再現性を高めること」。
逆に言えば再現性が高まらないマニュアルは意味がない。ということ。だから更新し続けないといけないのです。
育成に活用するとその再現性も検証できますので、一石二鳥です！
※ちなみに、マニュアル作成は毎週1時間でもいいので必ず計画的に行いましょう。何かが起こってからじゃ遅いです。
★★★志宣言！★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
★「課長と組織を変える研修講師」
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ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴（もりかわ むねたか）
■ACC（国際コーチング連盟認定コーチ）
■キャリアコンサルタント（国家資格）
■（一社）日本スケジューリング協会 専務理事
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