【メルマガ共有】指示は出すだけじゃだめよ、って話_067
2021.01.26
課長と組織が変化する研修コーチ、clear kyotoの森川です。
指示を出す。
業務マネジメントの中で、上司と部下の間で当たり前に行われるやり取り。
ですが、その目的を理解せずに指示を出している上司の方は少なくありません。
少なくとも「あれやっといて」「これお願いね」という話ではありません。(そういう面もありますが)
指示出しの目的。
1.メンバーの力を活用して仕事をより効率的に、効果的に進めるため。
2.仕事を通じてメンバーを育成するため。
の2つです。
この目的が果たせるような指示の出し方をしないといけない、と言う事です。
皆さんの指示は効果的な仕事につながっていますか?効率的な仕事に繋がっていますか?
指示をちゃんと聞かない部下が悪い。そうじゃないんです。
部下が動きやすい指示を出さない上司に問題があります。
だって、そもそも上司は部下の仕事の成果を出させることが役割だからです。
だから部下が仕事のミスをする。認識にずれがある。
そんな時は自分の指示の出し方を見直してください。
勿論部下サイドの指示の受け方にも問題あるケースが多いです。
でも、上司部下双方が努力してよいやり取りをしないと、結果チームの仕事の効果性が落ち、効率が落ちてしまいます。
そしてもっと抜けるのが「2」の視点。つまり、育成、という観点です。
指示出しで部下を育成するということはつまり、指示を出し仕事をやらせることで、仕事の進め方や考え方を身に着けてもらう、と言う事です。
仕事の技量って人によって違いますよね。
だから相手に合わせてどこまで細かく指示をするのか?任せるのか?を考えて指示を出す必要があります。
仕事の進め方で確認の抜け漏れがあるのであれば、それを確認する習慣をつけさせなければいけません。
業務の細分化が苦手なのであれば細分化を教え、やらせてみて、フィードバックしなければいけません。
スケジューリングが苦手であれば、・・・。
と言う事です。
つまり指示を出す、仕事をやらせることで相手の技量も分かります。
というか、分からないとまずい。
そしてそれに合わせて指導する。
ここまでがセットなんですよね、指示だしって。
ただ、仕事をやれといってやらせるだけじゃダメなんです。
ここまで読んで「めんどくさっっ」って思うかもしれません。
そう。正直手間と言えば手間です。
でもね。
部下が成長して仕事力が上がれば、チームの仕事の効果性も効率も上がりますよね?
成果が出やすくなりますよね。
部下が成長を実感出来ればモチベーションが上がり、もっと良い仕事に繋がりますよね。
チームの仕事力を上げ、継続的に結果を出すためにはこの観点が絶対に必要なんです。
ただやらせるだけであれば、その時はそれで済むかもしれません。
でも、人もチームも育てる。
これが管理職に「一番」求められていることです。
だって、組織は「継続的に結果を出し続け、社会の役に立ち続けること」が存在意義だからです。
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