【メルマガ共有】早くいくのか、遠くに行くのか?_055
2020.10.19
課長と組織が変化する研修講師、clear kyotoの森川です。
今日は組織の多様性がもたらす効果について。
先日背高会(背が高い人だけのコミュニティ)の仲間と、大阪環状線一周ラン、というイベント(遊び)を実施しました。(というか、企画してくれた人が居て乗っかっただけです)
シンプルに環状線の横をひたすら走る。距離は25キロ。灼熱の夏場にするもんじゃありません!(この時は8月末でした)
でも、走り切って思ったこと。
それは、1人だったら無理だっただろうな、と言う事でした。
なぜそのようなパワーが働いたのか?をちょっと考えてみました。
1.シンプルに楽しいから
だって仲間と一緒なので、楽しいに決まってます。でも、それは実は安心できる人間関係がある、と言うことも起因しているかもしれません。実は私は今回リアルに会うのが初めての人が2人いましたが、でも、まあ、こんなあほなイベントに来るくらいだから、楽しめる人なんだろうな、とお気楽に構えていました。(本当にその通りでしたが)
2.自然と助け合いが生まれる
別にプロでもないので、のんびり走るのですが、当然走力には個人差があります。
女性の仲間も一緒なので、性別による体力の差もあるし、勿論個々の体力の差とか、経験の差があります。
でも、仲間なので声を掛け合い、励まし合うことで「走れる空気」が生み出されていました。
実際ご自身の最長記録を今回出した人もいました。
3.目的が共有されている
レースではないので、この目的は「それぞれの完走」に置かれています。
それぞれの、と書いたのは、25キロ走りたい人もいるけど、途中まで一緒に走るけど、どこかで離脱。ワープしてまた合流。ということもOKにしています。
なので、それぞれのゴールに合わせて走ればいい。
とにかく完走。
だから無理することなく、一緒にそこに向かうことができたのだと思います。
アフリカのことわざに「早く行きたければひとりで行け 遠くに行きたければ皆で行け」というのがあります。
別に皆で行く事が正解と言っているわけではありません。
早く進みたいと気なら一人でやった方が良い時も、勿論あります。
これは組織の多様性を語るときに引き合いに出されることわざですが、単にみんなでいったからって遠くに行けると決まっているわけでもありません。逆効果の時もあると思います。(仲悪いとか)
ただ、上記3つの条件がそろうと、多様性は相乗効果を生み出し、結果遠くに行けるのだと思います。
人間関係に安心感があったこと。
目的が共有されていたこと。
しんどい時はしんどい、と言えるオープンさがあったこと。
25キロ自力で完走。一部電車でワープ。途中で離脱して打ち上げに合流。など手段を自由に選択できる懐の深さがあったこと。
その結果、あの灼熱の中走りきることができたんだろうな、と少しだけアホなイベントを真面目にふりかえってみました。
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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(社)日本スケジューリング協会 専務理事
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