【メルマガ共有】厳しさって何?_052
2020.09.29
課長と組織が変化する研修講師、clear kyotoの森川です。
先日ある研修で参加者の方からこんな話がありました。
「森川さん。やっぱり上司の威厳を保つためには、時には厳しく叱ることも必要だと思うんですけど、どうですか?」
うーーん。
お話を聴いていて違和感が2つ。
1つは上司の威厳を保つために叱るんじゃないよね、ということ。
もう1つは、厳しく叱る=大声で怒る、だったこと。
そもそも叱る目的は、「相手の言動が不適切だと認識させたうえで、自省を促すこと」です。
つまり、考え方や行動を変化させるきっかけなのです。威厳を保つためではない。
部下の成長のためでしかありません。
あと、どうして厳しく言う=大きな声で怒鳴る、になるのでしょうか?
それをすると相手は耳をふさぎ思考を止め、嫌な気持ちにしかなりません。
大声で言う、と言うことはただマウントを取り、相手を屈服させようとしているだけ。
そこに相手の成長を願う愛がなければ。愛が伝わらなければただのパワハラです。
じゃあ、厳しくって何か?
モリカワ的には「妥協しない事」だと思っています。
細部にこだわる、と言ってもいいかもしれません。
小さなことでもまずいことはまずいと伝える。
ちょっとでも期待値からずれていれば、「ずれてるよ」と、伝える。
それが修正されるまで伝え続けることだと思います。
その時に声を荒げたりすることは「不要」です。
そもそも威厳って相手を怖がらせることじゃないですよね。
私は威厳ある上司=尊敬できる上司、だと思います。
辞書で調べると、堂々としていて厳かなこと、らしい。
部下に堂々と関わるためには常に自分を磨き、相手を想う事が大事だと思います。
人生は修行の旅ですね。
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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(社)日本スケジューリング協会 専務理事
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