Know-How ノウハウ

「長所」にこだわらない

2020.09.04

『緩められる大人のメルマガ』
“よく働きよく生きる緩め方”をお伝えしている、森川です。

自己肯定感って高い方ですか?
自分は自分の長所を生かして仕事をしている、って思えていますか?
そもそも自分の長所や強みってこれだ、と言えますか?

結構難しくないですかね。
比較的テンション高めの森川でも、上の3つの問いに「YES」と即答しかねます。
YESと言える人は勿論そのままで大丈夫!

でも、そうじゃない人に是非知ってほしいこと。
それは、

「自分の強みが分からなくても大丈夫」ということ。

先日ある方の話を聴く機会がありました。
彼は自己肯定感が低く(つまり、自信がない)、自分の強みってなんだろう?と強み探しをしてはいるものの、答えは出ず。
そしてまた自信を失っていく。
そんなループにはまっていました。

そんな彼の話を聴いていて思ったんです。
「そもそも自分の強みはこれだって言える人、少ないんじゃね?」
でも、強みが分からない≠自信がない、何ですよね。
強みって何か言えなくても自信がないわけじゃない。

でも、彼は自信も見失ってしまっている。
その違いは何なのか?

彼の話を聴いていて私は「突出する強み」が分からなくても自己肯定感を落とすことなく働けるのではないか?
そういえばモリカワ自身も自分の強み何って言われると即答できない。
でも、楽しく生きている。

うーーん。

その時ある人の言葉を思い出しました。

「モリカワさん、沢山やれてることあるよ。」

ちょっと前にある方にそれを言われた時、「そっか。やれてることあるか。なら大丈夫。」と思えたんです。

そもそもコーチングの時も、あるべき姿と現状とのギャップがあることを認識して、それに向けてどうするかを考えます。
でも、その時に大事なことは、

ギャップだけに目を向けない。大事なことは今時点でもやっている事、進んでいる事、やれていることがある。
そこに目を向けよう。

と言う事なんです。

勿論あるべき姿と現状とのギャップを埋めることは大事です。
でも、これまでに積み上げてきたものもある。
そこに目を向けることで自信をもって次に進めるのです。

なので、彼に伝えたことも、
「いままでやってきたことは何がある?」
という問いでした。

強みはあった方が良いし自己認識仕手いる方がいいと思います。
でも、それまでやってきたこと、やれていることに目を向けるだけで、自己肯定感は上がるのです。

という関りを上司が部下にできたら、イキイキ生きる人がもっと増えて良い会社になりそうやな、と思いました。

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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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