Know-How ノウハウ

【メルマガ共有】社内調整の心構え_041

2020.06.17

clear kyotoの森川です。

組織人として影響力を発揮するにあたり、大切なスキルが「調整力」。
特に社内調整って簡単じゃありませんよね。
私の周りにもこれが結構苦手な人が少なくありません。

以前のメルマガでそのスキルについてはお伝えした(と、思う・・・)ので、本日はそもそもの心の持ちようについてお伝えします。

以前社内調整のコツで一番必要なのは「まず聴くこと」とお伝えしました。
そのココロは何かと言うと、

『考えていることが違っても当たり前』

という前提なのです。
もっと言うと、相手がこちらの依頼を飲んでくれなくても、それは自分を否定されているわけではない、ということ。

他部署の人になにかお願いや依頼をするときに頭にあるのは「断られたらどうしよう」とか「理解してもらえなかったらどうしよう」と言う、失敗イメージなのです。
勿論その気持ちは十分わかります。(私もそうなので)
ただ、失敗イメージを持って臨んだことって大体、そのイメージ通りになることが殆どです。

ここで大事なことは上述の「考えていることが違って当たり前」という前提。
つまり、考えていることのすり合わせ、位に思って臨むことをおススメします。

そしたら、自分と違うこと言われてもそれは別に否定にもなりません。
そして何より大事なことは
「いきなり説得しようとしないこと」です。

説得しようと思って臨むと大体理論武装します。
そして自分の理論を一気にぶつける。
そりゃあ、相手はいい気しません。いくらそれが正しくても、会社のためになるとしても。

大事なことは「こんなん考えているので、ご協力頂きたいのです。どうですか?」
と相手の考えを聞く。
で、思っていることが違えば「じゃあ、どうする?」でもう一回一緒に考えたらいいのです。

調整の目的は、合意形成をして一緒により良い仕事をすること。
説得して「うん」」と言わせることではありません。

どこにゴールを置くかで臨む時の心構えも変わってくるのです。

 

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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(社)日本スケジューリング協会 専務理事
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