Know-How ノウハウ

【読了】小さな会社は経営計画で人を育てなさい

2020.03.15

中身はタイトルの通りです。

ただ、改めて経営計画を会社は少なくないし、戦略がない会社も少なくないし、それを経営に活かせていない会社も少なくない。ただ、企業は何らかの事業の目的があって事業をしているわけであって、つまり、それが経営の軸になっていなければ力は集結できないし、社員も自分のお役立ちポイントが分からなくて働き甲斐を感じられない。

 

つまり、そもそもの目的や理念を言語化することは勿論、それを社員の活動に落とし込む努力をし続けなければ、そりゃあうまくいかないよね、と。

それが最終社員一人一人の働き甲斐につながるのだから疎かにしちゃいけない所だと思います。

本書では、経営理念。基本方針。行動理念。人事理念。ビジョン。数値目標。戦略。現状の人材レベル。5年後の社員の人材像。ギャップを埋めるための課題。

の全てがないといけない、と言っているが、その一つ一つについて丁寧に解説されているので、そないにヘビーな感じはしない。

もっと言えば各社によってあるものとないものとがあるので、全部をゼロから、というわけでも無さそう。

でも、一番最初の経営理念と基本方針。行動理念。人事理念。

ここはバチクソ考えまくって言語化しないといけない。

「社長」が。そして役員や幹部と合宿してもいいと思う。

でも、最初は社長から。

本書の良いところは戦略について詳しく指南されている。

ここで躓く会社が多いからだと思う。

そしてきちんと人材育成が軸になっている。

だって、人が育たなければ継続的に結果は出せないから。

数字を追うのではなく、どんな人を育てていくのか?

そこに尽きると思います。