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【メルマガ共有】ハラスメント予防のために_026

2020.02.24

clear kyotoの森川です。

最近ハラスメント防止に関する研修登壇が非常に増えています。
そりゃあ、気になるテーマですし。
ネットや本にもハラスメント防止に関するものも増えているな、と感じます。

ただ、そういったものって大体が「こんなこと、しちゃだめよ」という感じ。
それらを目にした管理職の人たちがどう思うか?

「じゃあ、もう何も言わないでおこう・・・」となりがちです。
実際先週このテーマの研修に登壇した時もそういわれている方は多数おられました。

でも、そうなるとチームはどうなるか?
マネジメントが機能しなくなります。
人材育成もできなくなります。

部下がおかしなことをしていたら、それはダメだよ、と伝えないといけません。
そして、コミュニケーション量が不足すると当然職場の空気も変になってきます。

じゃあ、どうしたらいいのか?
ポイントは2点です。

1.言い方を変える。
つまり、怒る、のではなく、適切にフィードバックしましょう。ということ。
パワハラと指導の境界線は、そこに相手の成長を期待している、という気持ちがあることと同時に、相手の人格を否定しない、ということ。これは両方同時にないといけません。
適切な叱り方をしましょうね、と言うことです。
今日はこのテーマは深堀しませんが、関連動画をつけておくのでそちらを参照ください。

2.部下とのコミュニケーション量を爆増させる。
雑談も大事ですが、オフィシャルなコミュニケーションをとにかく増やすこと。
それを「定期的に」行うことです。
コミュニケーション量が増えればお互いの相互理解が深まります。
勿論相手の事も分かるし、部下からすれば「自分を理解しようとしてくれている」という安心感にもつながります。
そしてこちらの言葉の意図も理解してくれます。
そうすると、自然と「パワハラされている」という感覚は減っていきます。

でも、これって実はマネジメントする上ではそもそもマストなことだと思います。
だって、部下の成長や成功の支援をしてチームとして結果を出し続けること。これが管理職に求められていること全てです。

何が言いたいかと言うと、ハラスメント防止のために「してはいけないこと」を決めるより、マネジメントの当たり前をやり続けることの方がポジティブで楽しいよね、ということなのです。

おススメは定期的な1ON1。
定期的な、というのは、例えば毎週金曜日の15時から。と決めてしまう事。
それを軸に1週間のスケジュールを創ろうね、ということです。

ちなみに私は人事時代は毎週月曜日の15時からチーム全体での進捗会議を1時間。(パートさんにも入ってもらっていました)
そして毎週金曜日の15時から10分~15分くらいずつの1ON1。

これをしておくと放っておいても部下とのコミュニケーションは増えるし、何よりも部下からの相談が増えました。
これって、いいことですよね。

是非お試しください。
ハラスメントも減るしチームの空気もよくなるし一石二鳥です。

★適切な叱り方とは?の関連動画です。

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組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
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2017年9月に「一般社団法人日本スケジューリング協会」を設立しました。
「タイムマネジメントの考え方や実践法を日本中に伝えて日本をハッピーにする。」
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そんな世の中を真剣に創ろうと思っています。
タイムマネジメントに関するセミナーを開催したり、それを一緒に広める仲間(認定講師)の養成を行っています。
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