Know-How ノウハウ

【読了】『エンパワーメント・コーチング』

2020.01.27

7つの習慣とコーチングは相性がいい。というか、強固なつながりがあるな~、と昔から思っていました。この1年間コーチングを学ぶ中でそれはより強く感じましたが、でも、どちらかというと、セルフコーチングとのつながりが大きいかな、と。

7つの習慣はそもそもセルフリーダーシップが思想の原点にあるようにも感じます。

というのは、「第1の習慣:主体性を発揮する」がその後の全ての習慣のベースになっているから。

つまり、自分で選択すること。これが全てでもある。

ただ、本書も7つの習慣の特に前半部分。私的成功への3つの習慣が順番になぞられている。

「第2の習慣:目的をもって始める」なんて、まさしくGROWモデルの「G」でもある。

でも、自分がどうなりたいのか?どうありたいのか?これを明言していないから方向が定まらないケールは多いし、そして「第3の習慣:重要事項を優先する」が出来ていないから、素晴らし目標設定をしても実行されない。そんなことに陥ってしまう。

クライアントのPDCAサイクルを回す支援をするのがコーチでもあり、主体的に本人が決めた目標や戦略、実行プランを引き出し共有し、伴走することがコーチには求められている。

私自身2019年は特に自分の在り方やどんな貢献をしたいのか?(ミッション)を明確にしたことで活動は一気に変化した。

手放す勇気は必要だったものの、重要事項にフォーカスを当て、そうでないものは手放す。

結果、自分のミッションに関わるものがきちんと残ったと思う。

「行動を伴わないビジョンは夢にしか過ぎない。ビジョンのない行動は暇つぶしに過ぎない。行動を伴ったビジョンが変革を可能にする」

ジョエル・A・パーカーの言葉。

スパルタですね。でも、真理だな、と。