【読了】『ベーシック労働法』
2020.01.21
まあ、正直レビューを書くようなものではない気もしますが。
私も人事やめて独立してもう6年なので、キチンと知識を体系的にアップデートをと思い購入。
労働法は基本的に労働者保護の法律なのでその源流を理解していればそう外すことはありません。
でも、細かい条項の変更などが結構あったりする。
働き方改革関連や同一労働同一賃金に関することなどは、新聞などでも報道されていますが、一昔前とはだいぶ変更あったな、と。
私は人材開発をメインにした人事部の支援をしていますが、その流れで人事評価制度や賃金制度に絡むことも実際ある。
ただ、法律の知識って全てを頭に入れておく必要があるかと言われると私はそうではないと思っています。
「確かこんな感じ」位で本書のような字引的なものを見に行けばそれでよい。
大事なことはそれを事業にどう活かすのか?
守るだけではなく攻める。
そのための知識だと思っています。(書士じゃないので)
新幹線の中で本書を読んでいましたが、何気に面白くて一気読みでした。
やはり自分の仕事に関係することなので、そもそも関心が高いから、というのもありますが、本書は書き方が優しい。そして分かりやすい。とても平易なのです。
大上段に構えているようなことがない。
人事部員の入門編にもよさげです。