アリの目も鷹の目も
2019.06.25
近くも遠くも見ないとだめよ、という話。
本日も5時起きしてロードバイクで山登りしてました。
勿論キツイです。
上りを上手く登るには「ケイデンス」が大事。ペダルの回転数です。
これをある一定以下に落とさない(目安70~80)で回し続けることで、足の力で押すのではなく、ペダルの回転で登っていく、そんな感覚です。
そもそも上り坂はきついです。自然と下を見てしまうし、しかもサイクルコンピューターを見るためにやはり下を見ざるを得ない。
つまり、近視眼的な視界になりがちなんです。上りは特に。
でも、自分が進む先を見ていないと、これまた危ない。
路面状況を見ておかないとタイヤをとられて落車するかもしれない。
いきなり人が出てくるかもしれない。
そもそも山だから動物注意。
近くだけを見ていると気づけないことが沢山あります。
もっと言えば山の緑や空の青さなども気づかないかもしれません。
両方見ようね、ってことなんです。
仕事も一緒ですよね。
目先の数字も勿論大事。
目先のタスクも勿論大事。
でも、その先にある、「そもそもその仕事の目的」から目を離すと目的にたどり着けなくなります。
売ればいいんだろってなってしまう。それは違う。
世の中に貢献するために会社は存在し、そのために仕事があるのです。
もっと言えば社会とか他の会社とか、周りの社会情勢も見て感じておかないと、ずれに気づけなくなるかもしれません。
私は研修の中で「蟻の目と鳥の目」が必要、とお伝えしています。
片方だけじゃダメです。
両方を使うことで仕事の効果性は高まるのです。