距離感の縮め方_493
2024.12.17
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
今年2度ほど愛媛に行く機会があったのですが、その時懐かしい友人と会い、話をしました。
その時に感じたことを共有します。
彼とは私が新卒で入社した会社の同期入社。
ただ、職種は全然違って、私は文系総合職ですが、彼は大学院卒の技術系入社。
なので、同期入社ですが年齢も違うし、彼は理系の院卒。会社からの扱いも大分違いました。
職種の違いもあってそれほど接点があったわけではありません。
でも、去年その時の同期入社数人で飲みに行こう、という話になり、私もその場に呼んでもらったとき、彼とも20年ぶり位に再会しました。
その時に今愛媛の会社で働いているということを聴き、丁度今年愛媛に行く用事があるので、「愛媛で飲もう!」という話になって、愛媛の会談が2回実現しました。
会ってみて感じたこと。
1回目も面白かったけど、2回目のほうがより深かったな、ということ。
昔から特に仲良しだったわけではないんです。接点も少なかったし。
でも、1回目でお互いの空白期間の話をしあうことでどんな人生を送ってきたのかがわかり、面白くなってきました。
4か月たって2回目の会談(飲み会)を開催しましたが、色々な切り口(仕事、経済、政治等)から価値観レベルの話をし、より面白くなってきました。
簡単に言うと相互理解が深まったから面白くなってきたということです。
そりゃあ、当たり前でしょ?と思うかもしれません。
でも、大事なことはそういう場を意図的に作るっていうこと。
だって一緒に働く仲間とは深い関係性を構築したほうが間違いなく面白いし、仕事の効果性も高まります。
飲みの場でなくてももちろん良いと思います。
1ON1といわれる、ショートミーティングを行い、相手の話を聴く。
何かあったら言いやすいようにこちらから声をかける。
コミュニケーションの量は意図的に仕掛けないと増えていかない。
でも、コミュニケーション量が増えると、良いことずくめでもあります。
一方で「最近の若い人は仕事とプライベートをはっきり区切っているから誘いにくい。」
という声も少なくありません。
体感的にも、私が若い時よりもその傾向は強いよな、と感じています。
でも、仕事をちゃんとしたくないわけではないし、仕事を通じて成長したい、という欲は非常に強いのが今の若者の特徴でもあります。(某M社の意識調査より)
飲みの場でもなくていいと思います。。
大事なことはこちらから「知りに行く」こと。
そのためには相手の話を聴く時間を作ること。
こうやって関係性を構築するしかありませんし、それが仕事の品質向上にもつながっていきます。
とても大事な仕事です。管理職の。
私自身の社会人人生を振り返ってみると、残念ながらパフォーマンスが良い時もあればそうでない時もあります。
パフォーマンスが良い時は間違いなく話を聴いてくれる、聴こうとしてくれている、理解しようとしてくれている上司の存在がありました。
コンサル会社の時の上司はゴリゴリと詰めてくるひとなので、それはきつかったですが、一方で毎晩電話でレビューしてくれたり(当時はそれもきつかったけど)、毎年ライフプランレビューをメンバー全員とし、相互理解の場を作っていました。私のパフォーマンスは当時そないに高かったわけではありませんが、超ハードワークを乗り越えられたのは関係性あってのことだと思っています。
人事の仕事をしている時の上司は本当によく「どう?どう」と聞いてくるし、一緒に残業していたら大体飲みに行き、色々話を聴いてくれる上司でした。
色々なことがあったけど、サラリーマン時代を通じて一番私が楽しく元気に働いていた時代でもありました。
より良いチームを作るために。良い仕事を創るために。
そこに近道はありませんが、そこにしか道はないと思います。
できることから1つずつ。
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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