【読了】『生きるのが楽しくなる死の質問』
2023.12.17
友人の誰かがおススメしていたのでぽちった本書。別に僕自身は生きるのは楽しいと思っているし、勿論死にたいなんて思っていません。
ただ今年は精神的にざわつくことが相変わらずあって、そのお陰でQOLが落ちているような気がしていました。
と感じているのは、やろうとしていることができていないな、と感じることがあるからです。
例えば、早起きして運動、というのはできていなくもないけれど、それでもロードバイク乗る時間が減りました。減ったというか、何となく前よりも乗らなくなった感じです。
会員になったCHOCOZAPもそないに活用していません。
読書の量も大分減りました。何となく「読もう」という気が前ほど起きなくなったから。
等々あって、「大事な事を大事にする」人生をモットーとして生きてきたはずなのに、なんとなく大事なものを大事にできていないのでは?と自分を疑っていたんですよね。
それでQOLが下がっている、と感じていました。
まあ、あながち間違いではないのかもしれません。
そして本書の中でも、大事なものを大事にしよう、という内容にあふれています。
死は必ずやってくる。
時間は有限。
だからこそ、大事なものを大事にすることで人生は豊かになる。普段私が言っている事です。(だって、それが原理原則だから)
なんですけどね。それ以上にもっと大事なことがに気付きました。
それは、
「常に自分で選択する」
ということ。
時間軸を「今」にして、自分で選択し行動すること。
それこそが、大事な事を大事にする、ということなんだと思います。
〇〇する。
という動詞の形の大事なことは勿論大事ですが、状況によってその優先順位は変化します。
前述の私の例で言うと、ロードバイクに乗るとかジムに行くとか本を読むことはもちろん大事な事です。
でも、状況によってはそれ以上にその時大事なものがあるケースもあります。
それはどうしてもやっておきたい仕事かもしれないし、家族との時間かもしれないし、私が家にいて家庭の安定を図る事かもしれません。
勿論身体を休める、という選択もありました。
でも、記録や記憶に残るはずのものが残っていないと、なんかちゃんとできていないきがしてしまう。(ライドもジムも読書もすべて記録が残るので)
でも、振り返ってみると多分その時々ちゃんと自分で考えて選択をしているかどうか、が大事なのです。
自分で選択することが、だらだらから脱却し、今を大切に生きることに繋がるのね、と改めて。