『緩められる大人のメルマガ』
“よく働きよく生きる緩め方”をお伝えしている、森川です。

わざとやる。
かっこいい言葉にすると、「意図的にやる」なんですが、なんかイマイチフィットしないので、わざとやるにしておきます。
何をわざとやるのか？
それは「give」です。徳を積む行動とも言えます。
徳を積むっていうと一気にハードル上がりますが、そんなたいそうなものじゃありません。
相手の話を聴く。
何かの手助けをする。
気を遣う。
等々。

なんでこんな話をしているかというと、何も考えていないとこれらの事ってできないんです。僕は。
勿論自然と出来る人もいるでしょう。すごいっっ！！
でも、僕はできません。

森川家の話になってしまいますが、うちは結婚してかれこれ17年経ちました。
そりゃあ、奥さんも娘も家に一緒にいるのが当たり前です。
人生の中に溶け込んでいる、と言ってもいいでしょう。

そうするとね。何も考えないとね。僕は何もしない人間なんだな、ということを感じることがありました。
自分の心の赴くままに行動しちゃう。
でも、そうすると家族に対してGiveしなくなる。

つまり、「信頼残高」の積み立てをしていない、ということです。
信頼残高についてはこのメルマガでも何度かふれています。相手の中にある自分の信頼という預金残高。
これ、積み立てしないと知らぬ間に赤字になっていたりする。つまり、寒い関係になっていく、ということです。
でも、楽しい家にいたいですよね。
自分の居場所を感じていたいですよね。
だから自分からなにかをわざとやるしかないんです。

ちょっと今うちの家族はごたついていることがあって、結果奥さんが家事に時間を割けないような時もあったりします。
なので、私が最近わざとやっている事。
食べた後の食器を洗う。自分が食べていなくても洗う。（僕は基本朝食食べないので）
家にいるときは家族の夜ご飯を作る。
ゴミ出しは何も言われなくても勝手にまとめて捨てに行く。
犬の散歩。
家の周りの掃除。
娘の習い事の送迎。
食材の買い出しに車を出す。
奥さんの話を聴く。

勿論いつもこれらを全部できているわけではありません。
でも、家にいるときはこれらをわざとやっています。
そのせいかどうかは分かりませんが、家庭の空気も穏やかになってきたように感じます。

繰り返しですが、こんなん当たり前にできている人は最高です。
でも、僕はできてなかった。なので、わざとやっています。

別に感謝して欲しいわけじゃないしお礼を言われたわけではありません。
ただ、自分の家の空気は自分で作る。それだけです。

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■clear kyoto合同会社　代表　森川　宗貴（もりかわ　むねたか）
■ACC（国際コーチング連盟認定コーチ）
■キャリアコンサルタント（国家資格）
■（一社）日本スケジューリング協会　専務理事
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