Know-How ノウハウ

違いを乗り越えるには?_334

2023.04.21

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

会社の仲間は基本的に赤の他人です。
だから自分と同じ考えや感覚のはずはない。
という前提は結構お持ちの方は少なくありません。
でも、その違いを乗り越えられているかというと、そうでもない気がしています。

最近色々なお客様先に、DiSCというアセスメントを実施して、そのフォローセッションを納品する機会が増えています。
DiSCについての説明は割愛しますが、(以下リンク参照ください)

事業案内(DiSC)


簡単に言うと、コミュニケーションや行動の特性を言語化したレポートが出てきます。
そして自己理解を深めた上で他者理解を深め、じゃあ、違いを理解したうえで、どうやってやっていくのか?を考える機会がフォローセッションです。

なんですけどね。

自己理解も深まるし他者理解も深まります。
でもその次。じゃあ、その違いを理解したうえでどう付き合うの?になるとストップがかかるケースが多いです。
何故か?
自分との違いって、結構大きな刺激物だからです。
上司と部下の関係で見てみると、上司の言う事が部下に伝わらない。
指示しても部下が動かない。
上司からすると、理解できないんですよね。自分はこれだけ言っているのに動かないのは彼の問題だ。
となるわけです。
うん。ストレスフルですね。(お互いに)

でもね。
そもそもコミュニケーションや行動の特性が違う。
となると、上司が自分目線で伝えた言葉は結構届いていない。伝わっていないことが多いのです。
つまり、相手に伝わる言葉で伝えないと伝わらない。
なんでもサクサク動く人と、じっくり考えてから動く人であれば、サクサク動く人が「さくっとやっといてよ」とか言っても無駄なわけです。だって、考えたいから。

でも、それが面倒に感じちゃうんですよね。で、理解できないってなってしまい、溝が深くなっていく。
上司は分からせようとして何回も言う。強く言う。
とてもじゃないけど、チームと言える状態じゃありません。

相手に届く言葉が分からないケースも良くあります。
じゃあ、どうするか?

「聴く」しかないんです。
「今の件、どう?」
「今の話、どう感じた?」
「どんな風に進めようと思ってる?」
「何か邪魔するものはない?」

聴いてみたら、相手がどう感じているかが分かります。
勿論自分と違うでしょう。
でも、そこから「じゃあ、どうする?」が始まるのだと思います。
上司が歩み寄ることもあれば、部下が歩み寄る時もあるでしょう。
そして何より。
その共感から生まれる信頼関係はとても気持ちいいですよ。

管理職の仕事は結果を出し続ける事。
部下との信頼関係なくして良い仕事はありません。

★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
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「人生におけるミッションとは作るものではない。発見するものである。」とビクターフランクルは言っています。
どう生きたいかは自身の内側にしかありません。それを発見し、言語化し、イキイキ生きる支援をしています。
そんなイキイキ生きる人を増やしていく事が私のミッションでもあるのです。

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★「DiSC」
DiSCを活用し、人とのかかわり方を科学的に、効果性を高める支援をしています。自己理解を深めることで他者理解が深まり、結果他者とどう関わるか?が変化します。組織内コミュニケーションの効果性を高めることができます。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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