Know-How ノウハウ

納得感を高めるために_326

2023.03.24

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

先日義母を病院に連れていき付き添いしたんですが、その時に感じたことを共有します。

ある病気(?)でここ半年くらい病院通いをしている義母なのですが、この日もある処置と診察をしてもらうために病院にいきました。
目当ての診療科の受付に行き受付表を渡したら受付の方が「じゃあ、まずは採決室にいってください。」と言われたんです。
義母は先生から採血するという話は聞いていなかったみたいで、その旨を受付の人に言いました。
受付の人は「看護師に確認しますね。」といって確認してくれたのですが、結局「今日は採血からみたいです。」と言われました。
その時義母がまあまあ不安そうな顔をしていたし納得したようには見えませんでした。
私は「まあ、もう1回検査するってことだろうね。」と言いながら一緒に採血室に行きました。

採血室はかなりの人だかりなので、かなりシステマティックに看護師の方が動いているし人の流れも速い。
多分1人当たり2分以内で終わらせている感じ。

でも、実際義母が採血する番になった時、その採血する人が義母とコミュニケーションとりながら採血しているんです。
義母のよもやま話を聞き、そこに反応し、自分の話も入れてくる。
でも、2分なんです。
2分ですが、義母はものすごく安心した表情をしていました。

受付の人と採血の人の違い。
これ、コミュニケーションの量の問題なんです。
採血の人は相手の話を聴きながら採血している。
受付の人は、そういう役割なんだと思いますが結果一方的に伝えているだけなんですよね。
実は採血すんでさっきの受付に戻り、処置室に義母を送り届けた後、私は受付の人に、先生に伝えて欲しいことがあるので、その旨を伝えたのですが、「私たちは先生にお伝えすることはできないので、診察室で直接いってください。」といわれました。

まあ、そうなんでしょう。別に全てのニーズにこたえて欲しいわけじゃないし、役割があるので仕方ないと思います。
でも、冒頭の採血からスタートする理由であったり、なんで言付けもできないのかの理由を教えてもらえれば納得感が変わるのです。
それを伝えてくれないからなんか腑に落ちなかったんですよね。

無駄にコミュニケーションに時間を取る事は私は好きではありません。
でも、何故、何のために、はものすごく大事だと思います。それが伝わるかどうかで相手の納得感は変わってくる。

という気付きがありました。

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そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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