Know-How ノウハウ

効き目のあるフィードバックとは?_316

2023.02.17

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

私は毎週末テニスの練習を仲間としているのですが、たまにその中のお子さんとかも参加してくれています。
先日も、私の大学時代の同期のお嬢さんが参加してくれました。(仮にMちゃんにしましょう)
Mちゃんはまだ13歳ですが、関西のトップジュニアで活躍中。
そりゃあもう、おじさんたちはぼっこぼこにやっつけられます。

休憩中に使っているラケットの話になりました。
この日はMちゃんと同じ、YONEXのラケットを使っているメンバーも多く盛り上がったのですが、その時にある先輩が、「モリカワのラケット、軽くない?」と言われました。
私:「そうですよ。これ285グラムなんで。これ買う時に散々試打したけど、一番フィットしたのがこれだったので。」
センパイ:「まじで?そのガタイで?軽すぎやろ?それでよー球飛ぶな。」
同期(Mちゃんのお父さん):「モリカワそのガタイで285?ないわ~。うちのMでも300やで、なあ。」
Mちゃん:「あははは!」(⇐かわいく)

実は最後にMちゃんに笑われたのが効いたんですよね。
私は今使っているラケットを買う時、散々試打したのですが結局285グラムがいい感じだった。ちなみにそれまでは305グラムの使ってました。わざと20グラム軽量化したんです。
そしてもう彼是4年?5年??
別に誰になんと言われようと気にはしていませんでした。

でも、Mちゃんに「それおかしいよ」と笑われたのはかなり刺さりました。

その後私がどうしたか。
翌週の練習で実は少し前に購入したけど、ちょっと合わないかもと思い封印していた新しいラケットで練習に参加しました。勿論、300グラム、です。

そしたらね。

調子いいんです。明らかに。
勿論打ち方とか若干変えないといけないので、そこは苦労しましたが、でも、明らかに球の飛び、球のスピードが違う。スピンのかかり方もいいし、感触も悪くない。
購入時合わなかった感覚はさておき、今は気持ちよく打てている。うん、これでいこう!
と、あっさり、285グラムのラケットから300グラムのラケットに鞍替えしました。

なんでこんなに素直に私が方向転換したのか?
これ、間違いなく、Mちゃん効果なんです。

年下の子に言われたのって、かなりしびれます。(だって、36歳差)
これまでも同じことを色々な人に言われていますが、私はそのままでいいと思っていました。だって、別に不満なかったので。でも、彼女に言われると「ちょっと待てよ」という気持ちになった。
だから試してみようと思ったのです。

そういえば過去私がしびれたフィードバックは結構年下の人に言われたものが多いです。
GAPの時のスタッフからのフィードバック。
中華や経営している時の、アルバイトから言われたこと。
簡単に言うと、「もりもりのこういうとこ、あまりよくないと思う。こうして欲しい。」みたいなもの、です。
勿論伝えてくれた子達は、フィードバックのスキルなどまだないので、色々伝え方に拙さはありましたが、でも、私の事を想って、一生懸命伝えてくれました。
それも伝わってくるから私も真摯に受け止めることができたんだと思います。

フィードバックって別に上司から部下だけ、なんて定義されていません。
上司から部下。
先輩から後輩。
同僚同士。
部下から上司。
後輩から先輩。
縦横無尽にやり取りすることが大事です。
だって気づいた事を伝えることなので。別に相手をやっつける意図は全くありません。
そしてそこに、相手を想う気持ちがあるかどうかが大切です。

Mちゃんは別に私と親子でもなんでもないし、たまに会うおっちゃんです。
でも、テニス大好きな仲間意識があるからこそ、効果があったのだと思います。

よくね、風通しがいい会社にしたい、という言葉を聴きます。
風通しって、こういう事です。
でも、そのためにはまずは上司や先輩から、相手を想うフィードバックがあること。
そして部下や後輩にフィードバックを求める事。
「今の、どう思った?」でいいんです。
そこから縦横無尽なコミュニケーションは始まります。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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