影響力を発揮するために_311
2023.01.30
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
今日は仕事の価値について。
あくまで、モリカワがこう感じた、という話しなので、これが正解だよと押し付ける気は全くありません。
でも、結構大事なところだとも思っています。
仕事は価値があるからその対価としてお金をもらっている。
世界中で普遍の原則ですが、言い方を変えるとその価値が伝わらなければ意味がない、とも言えます。
2022年の話になりますが、色々思うところがあり私にしては様々なエンタメに触れたり、学びの場を意図的に作ってきました。そして柄にもなく沢山感動させてもらいました。いろいろな意味で。
戦争に関する博物館に結構行きました。
知覧、ひめゆり、引き上げ記念館。
戦没者や犠牲者たちの声が聞こえるようで、涙なくしてみる事が出来ませんでした。
語り部の方の話は本当に悲しくて辛くて涙が出てきました。
桑田佳祐さんのライブに3回行ってきました。
もうね。2曲目くらいから涙腺が崩壊し、さめざめと感動の涙を流しながら桑田さんの歌を聞いていました。3回とも。
また、ミュージカル「えんとつ街のプペル」も観劇してきましたが、演者さんの歌声で涙が出ました。
絵本も持っているし映画も見ています。どこでどんなセリフが出てくるのか展開も知っているのに、です。
これらに共通していえるのは、私の感情を揺さぶられている、ということ。
そして私はそこに価値を感じているのでお金を払ったことには本当に納得しているし満足しています。
きっと再演されれば行くと思うし、きっと知覧にもひめゆりにも舞鶴にも行くと思います。
なぜそんなに価値を感じているのか？
それは皆の本気が伝わってくるから。
プペルの演者さんも、勿論桑田さんも一ミリの妥協もしていません。
博物館は戦没者たちの様々な思いが伝わってきます。
そう。
想い、なんですよね。
昔勤めていた会社で良く、「想いは手法の上流にあり」と言われていました。
言い方を変えると、想いがなければ仕事じゃない、とも言えます。
会社員時代を振り返ってみると、私自身良い仕事ができ周りに喜んでもらえている時は間違いなく本気でしたし、そこには「こういう会社にしたい」とか「こんな風な組織風になればみんなハッピーなはず」とか「こういう影響の輪を広げたい」みたいな思いが存在していて、それにこだわり続けた結果、周りからの協力も得られ、貢献することが出来ました。
お付き合いしていたベンダーさんと一緒に仕事をするときも、彼らの本気が伝わってきている時は本当に一緒に良い仕事が出来ました。逆に手を抜かれるとめちゃめちゃ腹が立ちました。
部下育成も一緒です。
私が本気の時はうちの部下達も一緒に良い仕事をしてくれるし、妥協せず走り抜けることができました。
でも、私がどこかで妥協している時はやはりイマイチです。
残念ながら私はそれほど強い人間ではないようで、四六時中フルパワーで居ることはできませんでした。
でも、想いがあればエネルギーレベルは上げることはできます。
なんていうか、「こんなもんでしょ」とか「これくらいでいいや」っていう仕事には価値はないしお金は払ってもらえません。
会社の中だと、そんな姿勢が見えると正直周りはがっかりします。（もちろんメリハリあっての話です）
部下には部下の役割があるし、上司には上司の役割があります。
その役割を真剣に果たそうとしているかで、チームの効果性は変わってきます。
勿論不完全なところはたくさんありますが、それでも何とかしようという姿勢はマストです。
でも、少なくとも上司側にそれが見えなければ部下は動かないでしょう。
保身のようなあざとさが見えた瞬間に興ざめ極まりないです。
今朝予約していたタクシーが時間通りに全く来ず、結局20分遅れで到着しました。
普通にいけばクレームになりそうなものです。
でも、配車センターの女性の方は何度も進捗を電話で知らせてくれ、電話の向こうで真剣に謝っていました。
到着した運転手さんも真剣に謝罪をしてくれました。
その二人を見ていたらもう、文句言く気はなくなりました。だって、伝わってくるから。
有形の価値もあるけど、気持ちや想いという無形の価値もある。
でも、「想い」なくして周りに影響を与えることはできないんだろうな、と改めて感じました。
★★★志宣言！★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
★「課長と組織を変える研修講師」
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
オンラインもオフラインも提供しています。
★「コーチング」
「人生におけるミッションとは作るものではない。発見するものである。」とビクターフランクルは言っています。
どう生きたいかは自身の内側にしかありません。それを発見し、言語化し、イキイキ生きる支援をしています。
そんなイキイキ生きる人を増やしていく事が私のミッションでもあるのです。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴（もりかわ むねたか）
■ACC（国際コーチング連盟認定コーチ）
■キャリアコンサルタント（国家資格）
■（一社）日本スケジューリング協会 専務理事
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