Know-How ノウハウ

組織風土を変えるには?_254

2022.11.01

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

先週登壇していたパワハラ防止研修で感じたことを共有します。
パワハラに限らずですが、〇〇ハラスメントは掛け声だけではなくなりません。
というのも、行為者自身に悪気がないケースが多いからです。(特にパワハラ)
ご存知の方も多いと思いますが、パワハラ防止法が改定され、ほとんどの企業がその対象になっています。
事業者はパワハラ防止にきちんと対策を打ち実施しなさい、的なものです。

ですので、その一環でこういったパワハラ研修などが盛んにおこなわれています。

研修の目的は
・パワハラに関する正しい理解をすること。
・その防止のために自分たちが何をするのかを決める事。
に集約されます。
ただ、残念ながらそれだけではパワハラはなくなりません。
大事なことは考え方を変え行動を変えそれを習慣化し、当たり前を変えていく事が重要です。
つまり、組織風土を変えることをしないと、パワハラはなくならない。
だって、当たり前の行動習慣が変わらないと、実際変わってないよね、となるからです。

なので、研修で正しく理解することはあくまでスタート地点の施策に過ぎない。
その後どう行動を変え風土の変化につなげるのかが大事なんです。

そのポイントは「使う言葉を変える」こと。
言葉を変えるだけでその場の空気は変わります。
例えば、「お前」と相手を呼ぶことを止め、名前で呼ぶ。
そして名前で呼ぶときも呼び捨てにしない。「〇〇君」「〇〇さん」とか。
小さなことでも「ありがとう」を言う。
「〇〇やれ!」ではなく「〇〇してもらえる?宜しくね。」と命令口調から依頼口調に変える。
などです。

そしてこれを管理職が率先して行う事。
不味い言葉を使っているメンバーがいたらすぐに注意すること。

言葉が変われば思考が変わります。

たまにあるのが「森川さん、うちはそういう会社じゃないよ。」と言われることがあります。
でも、じゃあ、どういう会社にしたいのですか?なんです。
組織風土は意図的に作るもの。
もしかしたらそこからスタートなのかもしれません。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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