Know-How ノウハウ

質問って大事過ぎる、という話_206

2022.04.01

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

先週あるメーカーさんで新人フォロー研修に登壇していました。今年入社したばかりの新入社員が対象者です。
このプログラムは、研修の中で実際様々な仕事を疑似体験するプログラム。
そして講師の私は彼らの「上司」として指示を出しフィードバックをするのが役割。
実際の職場を研修の中で再現しているのが特徴です。

実際に彼らと関わってみて改めて感じたこと。
「同じ1年目でも仕事の習熟度に差がある」という事です。

当たり前なんです。
でも、「1年目」と一緒くたに扱ってしまっている。
だからこそ、相手に合わせた関わり方をしないといけない。
ブランチャードのSL理論の実践が必要なのです。
https://leadershipinsight.jp/explandict/sl%E7%90%86%E8%AB%96%E3%80%80situational-leadership-theory

ですので私も彼らと関わるときに、「教える」こともするし「気づかせる」こともする。「任せる」こともあります。
でも、これを一人一人個々によって変えているんです。そうするとちょっとずつ彼らのパフォーマンスが上がっていることが分かるのです。

この時大事なことは、
・相手によって教えるのか気付かせるのかを使い分ける事
・そのためには相手の反応や表情を観察すること
・1回出来ても次できるわけじゃない、という前提を持つこと
の3つです。
今回は特に3つ目を思い知らされました。
フィードバックして出来るようになったのでこっちが安心していたらまた逆戻り。ということも多々。

でも、一貫して私がやっていることはまず、「質問して考えさせること」です。
その反応でどうするかを決めています。もしくは質問のレベルを変えていく。
そうすることで主体的に考え行動することが習慣化していくのです。

たった7時間の研修の中でも変化する素材です。
であれば、1週間、1か月、半年、1年関わって成長しないはずはないのです。

研修開始前に先方の担当者の方から「今年の1年生は大人しくて元気がちょっとないって言われているんです。」と言っていましたが、それははっきり言って上司の問題です。(だって変化するし)
元気のなさは確かに最初に気になりましたが、これすら変化していました。

私が特別な事をしたわけではないんです。当たり前の関りをしたにすぎません。
だからこそ、上司側も基本に忠実に関わっていく事が大事なのだと思います。

★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
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どう生きたいかは自身の内側にしかありません。それを発見し、言語化し、イキイキ生きる支援をしています。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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