Know-How ノウハウ

経験と学びのデザイン_164

2021.10.19

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

本日は規模が小さめの組織におけるリーダー育成についてです。
先に結論から。

経験と学びの場をデザインする。

先週ある会社の研修に登壇している時、別件で管理職の育成について色々と話す機会がありました。
その会社さんは社員数70名くらいの小さめの会社さん。
でも、次世代リーダーを育成していこうという熱い想いがある会社です。

ただ、次世代リーダー候補が沢山いるかというとそうでもない。
つまり、社内で集合研修をすると人数的にも成立しにくいし、コスト高になってしまう。
そして何より、社員の想いや能力の幅が広すぎて、ある程度人数まとめて研修を実施すると正直おかしなことになる。

かといって、立地的に都心部からかなり離れているので公開講座に参加させるのもはばかれる。
オンラインでの学びだと薄そう。

等々色々伺いました。
その時私が考えたのは、研修は単に学びの手段でしかないので、研修ありきで育成を考えるのは危険だな、ということ。
大切なのは、いつまでにどのような能力を発揮して、どんな行動と結果をだす人材になってもらうか、なんですね。
なので2つのデザインをしないといけない。
1つ目は学びの場のデザイン。
2つ目は経験のデザイン。

つまり、どんな形で学びを得て(インプット)、どのような経験から学び、行動と結果に結びつけるのか(アウトプット)の「設計」です。
設計ですから、「意図的に」「計画的に」しないといけない。
「誰に」「何を」「どのように」身に着けてもらい、どんな経験を積ませるのか?を意図的に設計するわけです。

その会社さんの場合は正直超依怙贔屓育成プログラムを5人くらいに設計して、個別指導塾みたいに講師とコーチを付けながら学びの場をデザインし、フォローし、併せて配置など含めてどんな役割を与えるのかを考えていくといいのだろうなとぼんやりと思っていました。

形は色々あっていい。
ただ、絶対にダメなのは「これでいっか」みたいに思考停止にならないこと。
「意図」が非常に重要です。
その達成の為の手段であるべき、ですよね。

ちなみに、その学びの場のデザインもコーチングによる個別指導も、勿論研修の設計や講師業も経験のデザインも、全て当社の最も得意とするところですので、是非お気軽にどうぞ!

★★★志宣言!★★★
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そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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