【読了】『最強の教訓!世界史』
2021.02.07
いや~。読み応えありました。何を隠そう私は大学受験は日本史選考。というのも、世界史苦手だったからです。でも、そんな私でも楽しく読めました。
改めてですが、歴史は繰り返される。だからこそ、私たちは歴史から学ぶ必要がある、ということ。
人間がやっていることはここ4000年位、なにも変わっていない。
(本当はもっとかもしれませんが、中国4000年の歴史を踏襲しました)
だからこそ、過去の教訓を学び、実践につなげ、少しでも違う結果を後世に残す必要があるのだとも思います。
今回はぐっと来た金言を箇条書きで紹介します。
「戦略と戦術の混同」
「織田がつき、羽柴がこねた天下餅。座りしままに喰らう徳川」
「創造者たるものはまず破壊者でなければならない」
「少なければ則ち能く之を逃れ、若かざれば則ち能く之を避く」
古今「大成した人」の人生をたどってみると、その多くは若いころに職を転々としています。
「与えよ、さらば与えられん」
「”知る”と”理解”は雲泥万里」
でも、これらの言葉を残した先人たちも論語とか孫子の兵法から学んでいる。
勿論歴史から学べなかったために悲しい戦争などを引き起こしているのも我々人間の業。
歴史に学ぶ、ということは知識を蓄えることではなく、これを体感し、その流れや意味を理解し、自身の今の状況と照らし合わせてそこから人生訓をくみ取ること。
とはいえ、まずは知らないと話にもならんな、とも思う。
実際知らないことだらけで面白かったです。