【メルマガ共有】アウトプットするにはインプットが必要って分かっているんですけどね・・・
2020.11.15
『緩められる大人のメルマガ』
“よく働きよく生きる緩め方”をお伝えしている、森川です。
先日読んだ「池上彰の教養のススメ」という本があるのですが、これが中々良書でした。
ここで内容に触れるとえらいことになるので、レビュー参照ください。
まず、どきっとしたのが、「四の五の言わずに死ぬほど沢山本を読め」と言う言葉。
丁度モリカワの読書欲が低調なタイミングだったので、なんかスンマセン。ってなりました。
でも、そもそも何故教養が必要なのかを考えさせられたんですよね。この本を読んでいて。
教養って、与えられた前提を疑う能力でもあるし、あらゆる変化に対応する能力でもあると思うんです。
「問い」を立てる、と言ってもいいかもしれません。
この「問い」を立てるってビジネスパーソンにとって、非常に重要じゃないですか?
だって、ちょっとずつ変化を起こすことが仕事の価値だと思うんです。
ってことは、「問い」が立たなければ、ずっと同じことを粛々と繰り返す。
結果変化に対応できなくなって価値を提供できなくなる。
キンコンの西野さんがよく、
「問題解決能力なんて今の世の中不要です。だって、グーグルに聞いたら何らかの解決方法は山ほど出てくるから。必要なのは問題発見能力。これがないと前には進まない。」と言うんです。
まさしくそれ。
本書の中でも「教養なきビジネスは何も新しいものを生み出さない」とありますが、物事を色々な方面から捉え、違和感を感じたり問いを立てたりして、頭の中に「?」を持つ。
そしてどうしたらいいのかを考えていく。
そのためには教養が大切です。と言うわけです。
歴史や哲学、自然科学など学ぶものは沢山。
それらを知ることで、自分はどうするかを自分の頭で考え始めるんだろうなと思いました。
そういえばこのコロナ禍で、飲食の会社を経営されている私の友人の社長さんは、緊急事態宣言が発令される前に休業を決めました。
そしてその間毎日本を読んでアウトプットされていたんです。
でも、そのプロセスの中で彼はインプットとアウトプットを繰り返している。
これ、ものすごい成長なんだと思います。(先輩なので成長というのはおこがましいのですが)
本を読むのは何か能力をつけるためではありません。
勿論知識も得ることができますが、それを糧にしながら自分で考える力を増やしていく。
そんな効果があるのだと改めて感じました。
そう。
最近読書のペースが落ちていえるので、完全に自分への自戒を皆様に共有しました。
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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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★このメルマガは以前森川と何らかの形で名刺交換をさせていただいた方に送信しています。ご無沙汰の方もおられると思いますが、是非この機会に再度ご縁を繋げられたらと思っております。