Know-How ノウハウ

【メルマガ共有】自分の子供と仲良く居続けるには?

2020.07.12

『緩められる大人のメルマガ』
“よく働きよく生きる緩め方”をお伝えしている、森川です。

今日は自分の子供と仲良く居続けるには?というテーマを考えてみたいと思います。
お子さんがいらっしゃらない方は、家族や大事な人と仲良くし続けることをイメージしてください。
本質は一緒です。

一言でいうとコミュニケーション、なのですが、これを因数分解すると、
「コミュニケーションの量」×「コミュニケーションの質」となります。

掛け算なので、両方が増えるといい結果を生み出すことはお分かりかと思います。

まず、量について。

僕は娘が小さいころから結構一緒にいる父親だったと思います。
休みの日は積極的に世話をしていました。単純にかわいいし、おもしろいし。
ただ、母性と父性で娘が求めてくる役割がだんだんと変わってくるんですよね。
ムスメが私に与えた役割は「遊び係」でした。

なので、休みの日はもっぱら娘と遊んでました。
朝6時に「パパ、遊ぼう」と起こしに来るのが土日のルーティンだったので、朝からブロックとかで遊んでいました。
ムスメが小学生になると、まあ、学校も忙しくなります。
でも、習い事の送り迎えとか、ジョギングとか理科の自由研究とか一緒にやってました。

ここで大事なことは「時間を意図的に創る」ことです。
言わらないからいいや、とかじゃなくて、親としても子供と一緒にいる時間を創ってきた、と言うことです。
勿論僕も仕事で疲れているし、独立後は土日関係なく家でも仕事をしていました。

でもね。

子どもと仲がいい親でいたい。

これは自分の理想なんです。
だから譲れないですよね。子供といる時間は。
自分が父親だから娘が自動的に仲良くしてくれるわけじゃない。
こっちが仲良くしたいと行動で表さないと子供は安心しないのです。

ただ、正直努力している、という感覚はないです。単純に楽しいですしね。

そして、「質」。
色々あると思いますが、僕がやっていることは「とにかく聴くこと」です。
子どもと何話したらいいかわからない。そんな話も耳にしますが、話す必要ないのです。
「最近どう?」
「今日の塾どうだった?」
「学校で何してんの?」
「あつもり、どんな感じ?」

私は子供が話したい話の質問をふわっと振っているだけ。
あとは子供が延々話してくれます。
それをただ、聴いているだけ、です。

ここでのポイントは「否定しない、評価しない」こと。
とにかくひたすら聴く。

7つの習慣でコヴィー博士は「ひたすら聴く」は「簡単にできる、最高の信頼の残高の積み立てだ。」と言われています。
ひたすら聴いてもらえると安心しますよね?
それは勿論自分の子供も一緒です。
その積み立てが父娘関係を創ってきたと思っています。
そして何より、こっちが聞き役に回ることで、何話していいか?という悩みはなくなりますよね??
これかなり気楽にもなるのでお勧めです。

今日はコミュニケーションの量と質についてお話しました。
この話をするとよく言われるのが「忙しいとつい・・・ね」ということ。
子どもと遊ぶのがめんどくさい。送り迎えがめんどくさい。
ですよね。ですよね。

でもね。
考えてみて欲しいのです。

自分はどんな親子関係を創りたいですか?

関係は与えられるものではありません。自分で創るものなのです。
つまり、自分から何かしないと手には入らないもの。とも言えます。

ちなみに僕もこんなん書いてますが、めんどくさくて後回しにしたり、ちゃんと聴けなくて余計なことを言ってしまったりすることもあります。

その時は「しまった」と思い、次からまた行動を整えればいいと思っています。
長い人生。長い親子関係です。
1回の失敗で勿論傷がつくこともありますが、でも、修復する時間も十分あります。
大事なことは自分がどうしたいのか?に向かって行動することです。

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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
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