【メルマガ共有】モチベーション管理とは_042
2020.06.30
clear kyotoの森川です。
そろそろ企業さんにおいては新入社員が現場に配属されて少し経った頃ではないでしょうか?
例年はこの時期「5月病」になる新人もいたりするのですが、今年はコロナによって在宅勤務の新人も少なくないと聞いています。
そう、例年とは違うこのコロナ禍。
ここで気を付けないといけないのは、新人のメンタルケアです。
本当は新人に限らず、メンバーのメンタルケアなんですけどね。。。
もっと言うと、新人のモチベーション管理、出来てますか?ということ。
モチベーション管理は上司の大切な役割であり、仕事です。
だって、モチベーション下がったらシンプルに仕事のパフォーマンス落ちますよね?
新人に限らずメンバーのパフォーマンスが落ちたら、チームの目標達成って危ういですよね?
ただ、ここで注意してほしいのは「適切に」モチベーション管理出来ているか?と言うことです。
なんかCMで在りましたよね。(〇学さんの)
部下のモチベーションを上げることは上司の仕事ではありません!みたいな。
あれはキャッチーな言葉で興味付けするためにそう言っているだけです。
〇学さんも適切にモチベーション管理しましょうね、って普段から熱弁されています。
逆に言うと、間違ったモチベーション管理をされている人が結構多い、とも言えます。
「部下のモチベーション、どうされてますか?」と聞いた時によく返ってくる答え。
「やってますよ。たまに褒めてますし、仕事とは何ぞやを熱く伝えてます。」
みたいな。。。
たまに褒める?
仕事は何ぞやを熱く伝えている?
さあ。それでモチベーションは上がるかと言うと、上がりません。
褒めるは勿論悪くないです。
でも、たまにはダメ。褒めるって別に「君はすごいね~」と言うわけではなく、「あなたの事いつも見ているしその中でこの行動は良かったね。」と認めることです。
持ち上げることではありません。
熱く伝えることもたまーーには良いです。
でも、その前にしないといけないのは「聴く」ことです。
自分の話を聴いてくれない人の言葉は全く聞いてもらえませんから。これは普遍的な原則です。
と言うことは適切にモチベーション管理をするためには
・まず部下の様子をしっかり見ること。
・そのうえで声を掛けること。(ダメなときはダメと言いましょう)
です。
そしてこのコロナ禍。職場のコミュニケーションは様変わりしました。
上司が何をしないといけないかと言うと、
・様子を見に行く事。
・声を掛けに行く事。
の2つです。
報連相は部下の仕事ですが、部下が報連相しないと上司も困りますよね。
だから報連相されに行く。
部下がしてこないから、じゃないんです。
上司が報連相されに行けば自然と部下からの報連相は増えます。
一番まずいのは部下の報連相を待つこと、です。
何故なら上司の役割は、部下の目標達成の支援、ですから。
支援しにいかないといけないのです。
実は上記の事はオンラインだろうがオフラインだろうが全く一緒です。
つまり、マネジメントの本質はリモートワークになったとしても、何も変わっていない、と言う事なのです。
でも、一つ気を付けないといけないのは、リモートワークだと部下の様子が見えない。という不自由さがありますよね。
オフラインだと相手の表情や動きが何となく見えるから気が付いたものも多いと思います。
それがリモートだとないので、様子を見に行かないといけないのです。
ラインでもいいと思いますよ。
「どう?」と一言入れてみてください。(優しく)
何らかの反応が返ってくると思います。
気にかけてるよ、というメッセージ。これも安心できる職場の大事な条件だと思います。
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森川 宗貴(もりかわ むねたか)
clear kyoto合同会社 代表
(社)日本スケジューリング協会 専務理事
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