チームがチームであるために_484
2024.11.29
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
今年の秋にある企業様で研修プログラムを2本走らせていました。
1つは管理職向けの研修。
もう1つは、課長級だけど部下がいない人たち向けの研修です。
後者の、部下なし課長級の人たちの研修で感じたことを共有します。
部下なし課長級と表現しましたが、内情は大きく2パターンに分類されます。
1つは、係長から昇格して課長の一歩手前の人たち。
もう一つは役職定年を迎え、課長というポストから外れて、部下なしの担当課長になってる方たち。
と書くと、なんか後者(役職定年後の人)はモチベーション低そうなイメージがありますが、全然そんなことありません。
勿論私が手渡すことは既知のことも多いはずです。
でも、喜々として学んでいる姿が印象的でした。
だって、役職定年。課長から外れる。そりゃあ、モチベーション落ちても仕方がない。でも、そうじゃない。
「なんでかな?」と考えていました。
でも、皆さんの様子を見ていて感じたこと。
1.とにかくコミュニケーションの量が多い。自己開示もするし、他の人の話を膨らまそうとする。
2.自分の役割を言葉にできる。
3.会社へのロイヤリティが高い。
の3つです。
1.に関してはそのまんまです。コミュニケーション量が多いので関係構築が早い。リアクションもしっかりとする。だから楽しい場になる。
言い方を変えると、楽しい場所に変えている、ということです。
2.に関しては自身の役割を言語化するワークがあったのですが、みんなしっかりと言語化していました。
チームの潤滑油。後進の指導。マネージャーを支える。
等という言葉が多数出ていました。
勿論会社からも伝えられているとは思いますが、1回言われるだけじゃここまで浸透しません。
都度、伝えられているからこそ、自分ごとになっている。1.のコミュニケーションの多さもここに加担しているでしょう。
3.に関してですが、組織の目指すものは何か?を言語化するワークで、みんなさらさらとたくさんキーワードを出してくる。
理念やビジョンが浸透しているからこそ、自組織への誇りみたいなものを持っているのです。
理念やビジョンが自分事になっている。
そりゃあ、強い組織なわけです。
でも、逆に言えば、この3つを抑えていくと強い組織、強いチームが作れるのです。
セカンドキャリア云々ではなく、組織全体を強化するためには必要な要素です。
それを意図的に仕掛けていく。
チームと置き換えると、マネージャーがしなければいけないこと。
コミュニケーション量を増やす。
役割や期待値を明確に伝え続ける。共有し続ける。
チームのビジョンや目標を共有し続ける。
言葉にするとマネジメントのいろはです。
でも、これができていないからチームがばらけてしまうわけです。
一つ一つは難しいことではありません。
今からでも実行すると効果的です!!
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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