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目標は高いほうがいい?_472

2024.10.15

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

今年の大谷選手の活躍には何度も度肝を抜かれました。異次元の成績です。
50-50達成した瞬間は日本中が沸き立っていました。

なんですけどね。外野は無責任なもので、50-50を達成すると、その勢いで55-55を期待してしまいました。
結果は本塁打54本。盗塁が59!惜しくも55-55の達成はなりませんでした。

何が言いたいかというと、周りの期待って勝手に上がっていくんです。
特に気を付けないといけないのは、例えば、前年活躍している人に、今年それ以上のものを期待してしまったり。
目標達成すると、「もっといけるのでは?」と勝手に目標値が上がっていったり。
そして上がった期待に応えられないと「残念・・・」となる。

いやいや。
そもそも達成してますけど?

目標管理制度をそのまま業績評価に使っている会社さんは特に注意が必要です。
目標管理しているだけならまだましなのですが、人事評価に使うとなると、当然、公正であることや納得感があるかが重要になってきます。
それなのに、「昨年これくらいいったから今年はもっと頑張れ」と言われたらどうでしょう?
「いやいや、昨年も必死のパッチだったし、いろいろラッキーもあってなんとか達成したんですけどね。なんで勝手に目標が上がるの??」と納得感ゼロになるんです。

私は自分の部下に期待するのは悪いことじゃないし、仕方ないと思います。
だって、うれしいですもん。部下が目標達成したら。より高みを目指す姿を見るのは。
でも、
だからと言って目標を上げてしまうと結果、納得感がなくなり、モチベーションもパフォーマンスも下がります。

人事評価という観点でいうと、基本的に基準はそれそれに期待されている等級の定義がベースです。
その範囲の中で上下にぶれることは問題ありません。
マネジメントをする中で、もっといけそうならもちろん高い目標を追っても構いません。
でも、最終人事評価の段階では、そもそもの、役割期待に沿った目標に対してどうだったかをジャッジすべきです。

来年大谷選手がどんな活躍を見せてくれるのか?特に投手として、には個人的に期待が高まります。

★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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