自分の資源を確認する_467
2024.09.27
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
長く働くうえで、自身の振り返りって大事だよね、と改めて感じました。
先日ある企業様にて「キャリアデザイン」の研修に登壇していました。
一応、キャリアカウンセラーでもありますし、私が独立したきっかけでもあるので、想いの強いテーマでもあります。
でも、難しいことは特にありません。
参加された方々のこれまでの事を振り返る事。(ここ、けっこうしつこいです)
そして自身が持っている資源を言語化する事。
そして自分自身は5年後どうなっていたいのかを想像(妄想)すること。
その時には外部環境(社会の変化や会社の変化)も想像(妄想)すること。
そこに向けで今持っている資源はどのように活用できるのかを言語化する事。
本当にオーソドックスなプログラムです。
でも、この研修に登壇しながら参加者さんの様子を見て感じた事が2点。これ、結構大事だし当てはまる方も多いと思います。
まず、1つ目。
5年後社会の変化や会社の変化を想像できない人が多い。
というか、目の前の仕事に一生懸命になり過ぎて社会の事はおろか、他社の動向にも全く目が向いていない人が多いのね、と思いました。
でも、これは特に職種によってもバラつきがありそう。
そしてもっと言うと、その会社の中だけで生きていくなら、他者動向とか社会の動きとか知らなくてもいいかもしれません。途中までは。
でもね。仕事のスケールが大きくなり、色々な意思決定をする場面。戦略を練る場面だと当然社会情勢や他者動向は必要になってきます。
勿論自身の市場価値を高めていくためにも、社会に価値を提供できるビジネスパーソンにならないといけないので、そもそものモノサシを変えないといけません。
だからこそ、自社以外の事に関心を持つことは大事です。
2つ目。
自分が持っている資源を確認するって大事やな、ということ。
上述の通りこれまでの棚卸をすることで、自分自身が持っている資源も言語化しています。
そうすると、未来に向けて「どうしよう」が考えやすくなる。そうすることでキャリアデザインに繋がるわけです。
言い換えると、こういう場がないと中々自分の棚卸ってしないんですよね。
だから前を向くエネルギーがなくなってしまう。
でも、「ああしよう、こうしよう。」とか「あれしたい、これしたい」って言う「欲」って私は人生を豊かにするためにも、周りに価値を提供するためにも大事だと思います。
だって、欲はエネルギー。そしてエネルギーのあるところに人は集まります。
ただね。ずーっと同じ会社にいると、棚卸をする機会って結構ない事が多い。
そしておススメは20代からこれをすること。その方がエネルギッシュな仕事っぷりを発揮できると思います。
たまーに、こういう話を企業の社長さんや人事の方に伝えると、「でも、それで転職されたら困るな。」とかいう人が出てきます。
でもね。
転職するかどうかは本人が決めることだし、会社として出来ることは良いパフォーマンスを出せる環境や機会を提供することなので、それとこれとは別の話です。
と、少し話が脱線しました。
会社って結局一人一人のパフォーマンスの総和が全体のアウトプットです。
そして働いている人は皆人間です。
仕事だからやるのではなく、イキイキと働ける環境や機会を提供すること。
それが結果的には良い仕事に繋がり、利害関係者に価値を提供することに繋がり、本人も楽しく働くことに繋がっていくのです。
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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