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中途入社こそ_466

2024.09.24

『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

丁度昨日OJTトレーナー研修をしていたので、その時に感じた事をシェアします。
というのも、OJTって中途入社の人にこそ、特に必要だよね、という話。
勿論社会人としてのスキルレベルで言うと、新卒の人にはOJTは間違いなく必要です。
でも、中途入社って、結構「即戦力でしょ?」とか、「即戦力じゃないならなんで入ってきたん?」位の事を言われるんですよね・・・。
でも、その会社で働くのは初めてなので、間違いなくOJTの対象者でもあります。
そして、新卒と違うのは、人によってスキルレベルもマインドも違う、という事。
だからこそ、人ごとに対応を変えていかないといけない、という難しさがあります。

どんな人が入ってくるのかを事前に知っておくことは勿論、入ってからも様子をしっかり見てどんな経験を積ませればいいのかをデザインする必要があります。
新卒の場合は初めての社会人なので、そもそも「社会人として」というスタート地点からなので、人ごと、という対応は結構要らなかったりします。その辺が中途の難しさと言えるでしょう。
また、中身も新卒とはだいぶ違います。
仕事のスキルを学んでもらう、というよりも、事業内容の理解だったり、面通しだったり、この会社で働くうえでのルール、みたいな事が中心になりますので、新卒用のOJTのプログラムも機能しません。

ちなみに私は最後に転職したゼネコンに入った時、一応人事部の責任者で入社しました。
でも、入った時入社時教育をしよう、なんて話は一切なくて、いきなり実務をやらされそうになったんです。
私は会社の雰囲気も分からないし、関係者との面通しも終わっていないので、そっちが先やろとか思っていましたが、そもそも教育なんて概念がない会社なので、そんなんしてくれないんです。
なので、図々しさを発揮して、自分で現場研修を企画し、営業部、設計部、工事部、不動産部の部長さんに挨拶行きがてらその話をして、何とかOKをもらい、自分で現場研修に行ってきました。
それがその後の仕事に大きく寄与したことは言うまでもありません。
でも、黙っていたらこれ、誰もしてくれない。
そして私の図々しさがあったから実現した話なんです。

そもそもは受け入れ側がそれを企画し、準備しないといけないです。
だって、戦力になって欲しいんですよね?
ならば戦力化するために必要な経験は積ませないといけない。
人は放っておいても育たない。
そしてそれがなかったら「この会社合わなかったな」とやめてしまう。
やめられた会社も「彼はうちには合わなかった」と言うことになる。

でもね。

合う合わないなんて本当は分からないです。
「合わせる」が正解です。

その努力をすることは間違いなく必要です。

★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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