作業は多分つまらない?_440
2024.06.18
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
先日ある企業様にて新人フォロー研修に登壇していたのですが、その時に感じたことをシェアします。かなり大事な話です。
この企業様は物流の会社です。新入社員研修終了後、各現場に「実習」という形で仮配属(?)され、そこで現場の仕事を学んでいます。
その合間にフォロー研修がありました。
そのプログラムの中で、「モチベーショングラフ」というのがあったんです。
入社後のモチベーションをグラフにして、上がり下がりや、その時どんな出来事があって。どう感じたのかを共有する。
良く言う、ライフラインチャートの短期間版です。
その時にみんなの話を聴いていて、「あれ?」と思った事。
皆実習つまらなそうなんです。
単純作業だからつまらない。
先が見えない作業。
モチベ上がったのは給料もらった日だけ。
という人がめっさ多かったんです。本当に。
正直、「むむむ」です。本当に。
モチベ上がったのが給料日だけ??
単純作業だからつまらない??
うーーん。違和感の塊でした。
でも、中には違う人もいます。
「こんな作業しているけど、どんな製品なのかを深く理解すると楽しくなった。」
「最初は早くできなかったけど、今はパートさん並みに早くなった。」
「仕事が終わったことを先輩に報告したら褒められた。」
という人も中にはいました。
これ、何の差かというと、作業なのか仕事なのか、の差なんです。
単純作業だからつまらない。
確かにそうかもしれません。
でも、その単純作業は必要だからしている訳であって、その必要性を理解していれば、つまらないなんてことにはなりにくい。
自分が扱っている製品に関心をもてば楽しくなる。
仕事のスピードが速くなればそりゃあ、楽しくなる。
結局本人が仕事を面白がれるかどうかの差なんです。
面白がるポイントは、
・仕事の目的を理解する。
・仕事を手渡したときのことをイメージする。(感謝されるイメージ)
・仕事のレベルをあげていく。
・目の前のことに関心を持つ。
をすると、仕事そのものが楽しくなります。いわゆる、面白がるってやつです。
ただね。
これ、本人に任せると、本人次第になるんです。
だから周りのサポートも重要です。
例えば、周りの先輩や上司が、仕事の目的を質問するとか、質やスピードのゴール設定をして、「どうだった?」と聴くとか、この仕事の手渡した先にどうなるのかを話すとか、製品そのもののストーリーを話すとか。
つまり、関心づけるってことです。
仕事のやりがいとかは、そりゃあ本人が見つけることができれば一番良い。
でも、それが出来な人もいるんです。
そのサポートも周りの先輩や上司の仕事なんです。
おもろくはたらく!
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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