人を巻き込むには?_375
2023.10.13
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
巻き込み力、なんていうビジネススキルの重要性が昨今注目されています。(本当は昔から)
でも、結構これを勘違いしているケースも多いです。
また、グーグル先生に聞いてみても、説明が長いし、結構大変そうでもあります。
本日は同僚間や他部署の人を巻き込む時に絶対にしなければならない事をお伝えします。(上司部下ではない)
勿論大事なことはいくつもありますが、絶対に外しちゃいけない事。それは、
「企画の目的とゴールを明確に共有すること」です。
明確に、とは、自分と相手の頭の中に、同一のワクワクするゴールイメージが浮かんでいるか、です。
他部署との付き合いの場合、基本お願い事が多いと思います。所謂依頼事。
お願いすることが相手の部署の役割や仕事であれば問題ありません。
「これ、お願いします」で済む話。
でも、そうじゃなくて、自分の仕事に協力してもらう時。それが難しいんです。
例えば、私は人事の仕事が長かったのですが、採用活動や研修って基本他部署の人にお願いすることが多いんです。
面接官をお願いしたり、研修の講師をお願いしたり。
しかもそのクオリティに私がかなり口をはさむ、というめんどくささ。
だって、どんな面接するかで採用活動の成果は変わるし、どんな研修をしてもらうかで参加者の学びが変わるからです。
でも、依頼される側からすると、「それ、人事の仕事でしょ?」なんです。
正確に言えば、人事の仕事≒全社の仕事、です。
でも、相手はそうは思っていないんです。
そこで大事なことは、「目的とゴール」なんです。
採用活動であれば、何のために採用をしているのか?
採用することでどんな会社になって、どんな世界が待っているのか?を共有しないと協力は得られません。
私が以前勤めていた会社は新卒採用をほぼしていない会社でした。そんな中私は新卒採用をスタートしたのですが、その時に他部署の部長さんに伝え続けたのは目的とゴールです。
単に採用目標をクリアしたい。それでは伝わりません。
私は新卒採用をすることで、周りの先輩社員たちが後輩育成に関わるようになり、教えるスキルが上がる。
これはそのまま先輩社員のスキルアップにもつながるし、人が育つ風土創りにもつながる。
人が育つ風土って優しいし素敵な世界。そんな会社だったら皆居たくなる。
また育ち育てることで働き甲斐も生まれる。
そんな会社にしたいんです。
という事を伝え続けていました。
でも結果その想いに皆さん共感してくれて本当に協力してくれました。
仕事だから。会社のためにじゃ人は動かないんです。
一緒にワクワクする方向に行きましょう。この共感が大事なのです。
目的。
ワクワクするゴールイメージ。
伝わるためにはまずは自分で言語化すること。
そこから始めていきましょう。
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
★「課長と組織を変える研修講師」
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
オンラインもオフラインも提供しています。
★「コーチング」
「人生におけるミッションとは作るものではない。発見するものである。」とビクターフランクルは言っています。
どう生きたいかは自身の内側にしかありません。それを発見し、言語化し、イキイキ生きる支援をしています。
そんなイキイキ生きる人を増やしていく事が私のミッションでもあるのです。
★「DiSC」
DiSCを活用し、人とのかかわり方を科学的に、効果性を高める支援をしています。自己理解を深めることで他者理解が深まり、結果他者とどう関わるか?が変化します。組織内コミュニケーションの効果性を高めることができます。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
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