【読了】『地球外生命』
2022.12.27
タイトルの通り、地球外生命はいるのか?を論理的に様々な切り口から話してくれている本。
はい。正直モリカワこのテーマ、そないに興味ないんです。前回の本と一緒に父親から送られてきたので読んでいます。
でもまあ、興味全然なくもないので読み進めていきましたが、正直前半はかなりしんどいです。
というのも、星の成り立ちや生命の成り立ち等を生物学や物理学、化学などの観点から話してくれるので、正直ちんぷんかんぷん。どんな要素で生命が成り立っているのか?できたのか?惑星の組成がなんなのか?この辺はごめんなさい。全く興味もてなかったのでしんどかったです。
でも、後半になると中々面白くなってきました。
というのも、地球外生命とどう接触するか、という壮大な実験がされているのです。
電波を送ったり、惑星探査機に地球の情報を記載した金属板をのっけたりと色々やっている。
電波とか正直届くまで100年以上かかったりするので気の長い話ですが、でも、それをやろうという試みが面白いし、科学者ってきっとこういう人間の集まりなのでしょう。
仮説を立て実験して検証する。
勿論結果が出れば嬉しけど、多分そのプロセスそのものが楽しいんでしょうね。(じゃないとやってられないと思います)
後半面白く感じたのは、人の営みだから。書いている内容に人の顔が見えてくる。
惑星の成り立ちとか生物の成り立ちからは人の営みが見えてこない。だから関心を持てなかったのだと思います。
論理的に書かれているし興味あるかたは是非!