【読了】『「ゆらぎ」の不思議な物語』
2022.12.23
父親から送られてきた本第1弾。
うん。よくわかりません。
金子みすゞさんの詩を引用しながら、宇宙について語る、みたいな本。
自然は常に移ろっている。同じ瞬間が一つもない。だから美しい。それが「ゆらぎ」というのはよくわかります。顔に感じる風。日向ぼっこの日向具合。雲の流れ。星空。
常に移ろいがある。揺らいでいる。だからかけがえのなさを感じるし美しいと感じるのだと思う。
毎月の講義をまとめているのだと思いますが、毎月金子さんの詩を紹介し、そこから宇宙論に転じる。
色々な物事を数学的に、物理的に証明しているのですが、これがさっぱり分からないんですよね。
それは著者がどうこうではなく、私の数学の脳みその問題。
多分大好きな人はその証明を「美しい」と感じるのだと思いますが、残念位そこには共感できません。
でも、物事を突き詰めて考えるって、こういう事なんだと思いますが、それはそれで方向性の違いでもある。
うちの父親はこの本が気に入っているみたいで、読み終わったら返せと言ってきました。
どこがおもしろかったのか、年末帰省した時に聞いてみようと思います。