細部にこだわる重要性_210
2022.04.22
『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。
仕事は準備でほぼ決まる、という話。
先日私が所属しているあるコミュニティの定例の会合があったのですが、私実は幹事でした。
幹事は毎回持ち回りで担当するのですが、今回は久しぶりの開催ということもあって相当な人数が参加されることが予想できました。
私はこの手のイベントの幹事は何度もやっているので、ある程度要領はつかんでいるつもりです。
大人数でイベントなので、気を付けることは3つ。
1.手作業をとにかく減らし、自動化できるところは自動化する
2.To Doの抜け漏れ
3.時間の設計
の3つです。
この中で私が一番疎かにしそうなのが、じつは、3.の時間の設計なんです。
だって、結構ノリと勢いで生きてきているので。「ま、なんとかなるっしょ」とか思ってしまう。
でもね。
これでも研修講師。
時間の設計を甘くみて失敗した経験多数!
特に短時間の研修(1.5時間)とかはこれを失敗すると取り返しがつかなくなるんです。
そう。短時間だから故に、どこかで時間配分ミスると取り返したつかない。ほんまに冷や汗ダラダラです。
なので、絶対にしておかないといけないことは、細部まで想定したタイムスケジュールをきちんと組んでおく、という事なのです。
例えば、
17:00~17:04(4分) 代表の挨拶
18:08~18:12(3分)部長の紹介
位の細かさです。
このレベルで決め、さらにその時誰が何をどうするのか?まで行動も決めておき仲間と共有します。
これをすることで得られるメリットは、
・イベントの全体像を具体的にイメージできる
・何にどれくらい時間を使うかを決めているので、オーバーした時、逆に何を削るかの判断がしやすくなる
・行動の指針ができる
の3つです。
どうせ土壇場で色々あるんだから、臨機応変に行こう。
という人も少なくありません。
でも、私の感覚では、臨機応変に動くためには全体像をきちんと把握しておかないと絶対にできません。
全体像を把握しないであれこれ対応しているのは、タダの場当たり的な対応でしかないのです。
たしかにこの日も当日トラブルが色々ありました。
でも、一度全体を設計しているからこそ、臨機応変に乗り切ることができています。
実は私は20代の頃この「計画する」というのは本当に苦手でした。
PDCAのPが苦手なんです。(コンサル会社にいたのに!)
当時は、DDDDDD、でした。
でも、それで結果が出たことはほぼありません。
臨機応変なんてとんでもない。ただ、振り回されて走り回っているだけでした。
でも、大きな予算と権限を人事の仕事で預かるようになり、キチンと物事の設計をするようになったことで、結果はついてきました。
研修講師になった今、絶対に失敗できないのでしっかりと細部まで準備をしています。
結果、「私、失敗しないので」と自信をもって言えるようになりました。
それは間違いなくこの「準備」が効いているのです。
★★★志宣言!★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
働く人1人1人がワークもライフも納得感の高い人生を送ること。
そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。
★「課長と組織を変える研修講師」
組織のコアである課長のコミュニケーション力が変われば組織風土が変わり業績が変わるのです。
ここに徹底的にこだわり、働く人皆が「納得感」を持って働ける世の中を創っていきます。
オンラインもオフラインも提供しています。
★「コーチング」
「人生におけるミッションとは作るものではない。発見するものである。」とビクターフランクルは言っています。
どう生きたいかは自身の内側にしかありません。それを発見し、言語化し、イキイキ生きる支援をしています。
そんなイキイキ生きる人を増やしていく事が私のミッションでもあるのです。
★「DiSC」
DiSCを活用し、人とのかかわり方を科学的に、効果性を高める支援をしています。自己理解を深めることで他者理解が深まり、結果他者とどう関わるか?が変化します。組織内コミュニケーションの効果性を高めることができます。
★「動画学習」
現代のチームマネジメントのスキルがすきま時間でスマホで学習できる全58本の動画を使った反転学習はこちら。
★電子書籍『ワークもライフも欲張ればいい。』購入はこちらから。
************************************************
■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴(もりかわ むねたか)
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■キャリアコンサルタント(国家資格)
■(一社)日本スケジューリング協会 専務理事
************************************************