理想の「あり方」って何？_207
2022.04.05
『緩められる大人のメルマガ』
“よく働きよく生きる緩め方”をお伝えしている、森川です。
先日ある会社で3年目社員向けのキャリア研修に登壇していました。
そう。若者向けも研修してるんです。だって、一応キャリコンですからっっ。（と言ってもレアケース）
その時に感じたことを共有しますね。
一番感じたこと。それは、
「”こうなりたい”、”こうあありたい”がイメージできていない」、ということ。
ちなり、自分の理想の将来像が物凄くぼんやりしている人が多いんです。
何が出来るようになりたいのか？
どんな人間でいたいのか？
でも、それを見ていた時、自分の3年目の時もそうだったな、と思い出しました。
ただ、それでも目標、とうか、道しるべ的にどうなりたいかは言語化した方が良い。
だって、それが物事の判断基準になるからです。
例えば、今のモリカワだと、
・家族といつも笑っている
・48歳モテ身体
・学び続けている人
・参加者の気付きを引き出し伴走する講師
・クライアント以上にクライアントの変化を喜ぶコーチ
みたいな理想の在り方があります。
これがあると、これに沿わない行動とかはしない、というシンプルな選択が出来るようになります。（勿論１００％じゃありません）
でも、若い時ってこれ考えるの難しい。だって、人生経験がまだ浅いから引き出しが少ないんですよね。
そんな若者に対してこの日モリカワがしたこと。
それは「質問」です。
どんな質問だったかというと、
モリカワ：「じゃあさ、あなたの身近に尊敬できる先輩っている？」
若者：「いますよ。」
モリカワ：「その先輩のすごいとこってどこ？」
若者：「超バリバリ仕事してるんですよ！」
モリカワ：「そなんや。バリバリしてるんやな。じゃあさ、その、バリバリをもう少し詳しく教えて。その先輩のどんな行動をみるとバリバリって感じるの？」
若者：「そうですね・・・。例えば、ものすごい知識を持っているので判断が早いんですよね。あと、何かあれば必ず現場にいって確認したり、お客さんのところにいって確認しています。手も良く動かしてますよね。あとは・・・。」
モリカワ：「それがあなたの理想なんじゃない？」
みたいなやり取りをすると、結構色々なキーワードが出てきて、自分がどうなりたいのか？がクリアになっていきました。
尊敬する先輩とか上司っていると思うんです。
何故尊敬するかというと、それが理想だから、ですよね？
尊敬する先輩のどんな行動を尊敬しているのか？
それは自分の理想像に近いはずです。
なので、自分がどうなりたいか？どうありたいか？を考える時は尊敬する先輩や上司を参考にすると結構いいですよ。
そして言語化したものは絶対に近づいてきます。
是非言葉にしていきましょう。
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■clear kyoto合同会社 代表 森川 宗貴（もりかわ むねたか）
■ACC（国際コーチング連盟認定コーチ）
■キャリアコンサルタント（国家資格）
■（一社）日本スケジューリング協会 専務理事
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