『課長と組織を変える研修コーチ』
clear kyotoの森川です。

昨日ある会社のリーダーシップ研修に登壇していました。
リーダーになりたての人達にリーダーとしての在り方や考え方、スキルを注入する研修なのですが、その大前提として、「ミッションを自分の言葉で伝える」というテーマがあるんです。

ミッションとは、自分達の部署の果たすべき役割、とも言えます。
会社全体での、事業の目的があり、それが各部署にブレイクダウンされ、各部のミッションになる。
そしてそのミッション（役割）を果たすべく目標設定がされ、具体的なアクションに落とし込まれていく。

ただ、実際の仕事現場を見るとそのミッションが現場レベルまで落とし込まれていないケースが多いです。
つまり、お題目になっているんです。

何故か？

答えはシンプルです。
普段から目にすることがないから。
触れる機会がないから。
つまり、接点がなく、それについて考える機会がないから、です。

でも、ミッションを理解して仕事をするのとしないのじゃ、パフォーマンスが全然違ってくることは想像できるでしょう。
つまり、ミドルマネージャーは自分の部下たちに、このミッションを落とし込んでいかないと結果が出ないのです。

やり方は色々あります。
ご存知の事も多いでしょう。
朝礼で唱和する。
イントラネットに必ず表示される。
メールのフッターに必ずその文言を入れる。
つまりいやおうなしに目に触れるようにする。

オフィシャルな面談の場で確認する。
かみ砕いて説明する。

そして一番おススメは、日々のコミュニケーションの中でミッションや事業の目的に触れ、考えさせること、です。
触れさす。聞かす。質問して考えさせる。

逆に言うと、そこまでしないとミッションの落とし込みは難しいのです。
そしてそのためにはミドルマネージャー自身がミッションを理解し、自分の言葉で、具体的な事例を用いながら分かりやすく説明できるようにならないといけません。

日々の業務を回すことがミドルマネージャーの仕事ではありません。
あくまで部門の目標達成が仕事です。
そのためにできることをしていかないといけませんね。

★★★志宣言！★★★
「働く人の”こう生きたい”を応援する」当社の事業理念です。
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そんなキラキラした大人を増やすことで、子供たちの未来を明るく照らすこと。そんな世界を創りたい。
そのためには、人と組織の可能性を最大化する応援団であること。これが私の「志」です。

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■clear kyoto合同会社　代表　森川　宗貴（もりかわ　むねたか）
■ACC（国際コーチング連盟認定コーチ）
■キャリアコンサルタント（国家資格）
■（一社）日本スケジューリング協会　専務理事
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